大峰沼 2月10日。
リピーターさんがお友達を連れてスノーシューを申しこんでくれました。
リクエストで大峰沼コースへ。
でも、寒波が続いていている為、みなかみ町の奥地のコースは吹雪と寒さがきつかったので、リクエストが無くても大峰沼が一番良かったです。
曇り空ですが、時折太陽も顔を出す中スタート。
雪が少ない年には来ることがあまりないのですが、今年は雪がたっぷり。
スタートからほどなくして、ニホンカモシカの足跡。
雪の中から顔を出しているクマイチゴ(葉っぱ付き)。
クマイチゴは日当たりの良い場所では背丈が凄く高くなるので、雪が少ない年だともっと顔を出してるのですが、今年は枝先のみ。
もっと背丈の低いモミジイチゴは今年は顔を出してません。
杉林が地吹雪で真っ白になってます。
「夜中には凄かったんでしょうね」と見上げてます。
杉の森を抜けると、昔ながらのアカマツ林。
こちらは日が当たります。
杉の森は冷え冷えでした。
アカマツ林は食べるものが多いのか、小鳥の群れが飛んでました。
クマシデの種子がくっついていた筈の羽。
小鳥に食べられて、羽だけ落ちてました。
アカマツ林も、北側から見ると木が真っ白になってます。
サルのコシカケの仲間のキノコ(正式名は分かりません)の上に雪の帽子。
「雪のトイプードルが居る!」というお客さんの言葉を聞いて振り向くと、一発でどれのことか分かりました。
沼のほとりの建物で食事をしながら見ると、木の柱に雪のリングが巻かれてました。
柱を斜めに一周してるのが凄い。
看板に付いた雪が耳みたいになってます。
これも面白い。
こっちは看板の上にロールケーキみたいになってます。
しんしんと降る雪と違って、地吹雪だった為に風のいたずらで、付着する対象によって様々な面白い造形を作り出してます。
「ネバーエンディングストーリーのファルコンが居る!」とお客さんが指さした先には…
まさにファルコン。
ファルコンに乗ってみました。
乗った衝撃で顔の先が落ちてしまったのが残念。
大峰沼の上に歩き出します。
氷の厚さ、硬さが十分では無いので浅瀬のところだけで歩きました。
ストックで穴を空けて調べても水深が数センチしか無い辺りです。
このタイミングで晴れてきて、シチュエーションも最高。
休憩してた建物を振り返る。
雪原が美しい。
ノリウツギのドライフラワー。
沼の中心に浮かぶ浮島が盛り上がって見えてます。
「昔はもっと氷が厚くて浮島まで行けたんですけどね」と岸辺から眺めながら説明。
沼を離れる前に、看板を見て沼と浮島の説明。
「沼の面積に対して浮島でかすぎ!」と驚愕のお客さん。
雪のスタチューを発見!!
大峰沼の下に有る、古沼に到着。
群馬県の天然記念物に指定されてる、モリアオガエルの生息地古沼。
そのモリアオガエルが卵を産む、沼の上に貼りだした枝。美しいですね。
コース上にある、大きなモミの木。
モミの木を下から写してみました。
2025年2月10日。曇り、晴れ、雪。大峰沼。