谷川連峰の滝雲が見れました。
2018/2/25 大幽洞窟。
久しぶりに新雪が降った後の大幽洞窟へ。
車で移動中に有る、藤原湖。
湖面が凍り、その上に新雪が塗されてきれいですね。
大幽洞窟の最終駐車場まで除雪してあったので、ここまで入れました。
後1台くらいしか入れない状態なので、雪の壁に車体を擦って駐車スペースを広げながらギリギリまで端っこに寄せて停車。
車は痛みますが、まあ仕事用なので・・・。
それを見てた一般登山客の人が「会社の車とかじゃないと、その真似は出来ないです」と笑いながらスコップで駐車場を拡張して停車させてました。
ちょっと疲れますが他の車の迷惑にならないし、凄い気配りな人ですね。
停車スペースがないと、無理やり停めて他の車が出られなくしてしまったり、民家の庭や除雪用の個人の敷地に車を入れてしまう人が多いのですが、こういう一工夫で円満に停車できるわけです。
リピーターさんのお二人と、ご新規さんのお二人。
どちらのグループも、登山をしてるそうで装備はバッチリです!
谷川連峰。
薄雲りですが、良く見えてますね。
カラマツの林。
新雪が枝にまとわりついて、幻想的です。
でも今日のコンディションだと・・・日射を浴びて融けて落ちてくるので、頭に当たったり襟首から中に入ったりします。
「新雪で柔らかいから痛くはないけど、冷たいから自己責任でガードしてくださいね」とアドバイス。
大幽分岐の看板。
雪が多い年はこの看板が全部埋まったりしますが、通常はこれくらいの積雪量ですね。
もっと少ない年もありますし。
サワグルミの実が落ちてました。
だいぶ歩きましたが、皆さん元気ですね。
トトロの木。
洞窟内の氷筍。
お天気の日が続いたせいか、ちょっと細くなってる?
参加者の皆さんが洞窟を見学したり写真を撮ったりしている間、他の一般登山者の方達に見えている山の説明をしていたら・・・
お礼にお団子を貰いました!苺付き。
日射が強く、日当たりの良い斜面は雪が悪くなってます。
ここをちょっとガンバってトラバース。
先に私が道を作りながら通ったので、皆さん転ばずに無事にこれました。
良いスポットでランチタイム。
新雪スポットを選んで、下ります。
新雪のおかげで、転んでも大丈夫。
日射が長時間当たっている斜面は、もう駄目なので、少しでも日が当たっている時間が短い斜面を選びます。
ここも、左手側はフカフカで、右手側に行くとベシャベシャという雪質。
ほんのちょっとの角度の違いで、受ける日射の量が変わっちゃうんですね。
ヤマブドウのツルがそこかしこに。
登山道を離れたここは、ほんとに熊をはじめとした動物達の為のエリアです。
午後になるまで日陰になっていた場所。
駆け下りれるくらいのパウダーエリアです。
ゴール近くの雪原。
谷川連峰に滝雲がかかっています。
一部だけではなく、俎嵓から谷川岳、朝日岳、ジャンクションピークから北へ続く稜線と、見事な滝雲でした。
谷川岳にあれだけ雲がかかっていても、カメラを逆に向けるとこの晴天。
谷川連峰の山脈がお天気の分かれ目になってますね。
ゴール!お疲れ様でした!
おまけ。
駐車場に車を停める時に、先に車を停めた一般の人が「この辺なら停められるかも」とか声をかけてきてくれたのですが、「あれ?まっちゃん?」。
何年か前にスノーシューのご案内をしたご夫婦でした。
何年も経っても覚えていていただいて嬉しいですね。
2018年2月25日。
大幽洞窟。