ガラガラの至仏山。
2016/4/27 水曜。
雪が少なめのせいか、登山者も滑走の人も殆ど居ない平日の至仏山。
お一人参加のムライさんと、ご夫婦で参加のフジノさん。
どちらも、もう何回も尾瀬に来ていて至仏山も夏は来ていると言う大の尾瀬ファンです。
特にフジノさん達は、昔の尾瀬沼で人が泳いだりアヤメ平でバレーボールをしていた時期の少し後からずっと尾瀬に来ているというスーパー尾瀬リピーターさんです。
ちょっと私では適わない歴史を感じますね。
途中にある尾瀬ヶ原のビューポイント。
今年は尾瀬ヶ原に雪が無いので、至仏山頂を背景に記念撮影。
小至仏が見える稜線まで上がって来ました。
小至仏のトラバース中。
残雪期登山のマナーとして、ここで山頂手前の偽ピークの巻き道の積雪状況を確認します。
積雪が十分なら偽ピークを踏まずにトラバース(横切る)していくのですが、ここから見える状態だと、トラバースしたら雪ではなくて植物を踏んでしまいます。
偽ピークが近づいたら、通常の残雪期ルートではなくて夏の登山道に合流するルートへシフト。
100メートルちょっとですが、スノーシューを脱いで夏道で移動。
至仏山頂へ。
この日は週間天気予報だと雨予報も出ていたので皆さん雨の中をも覚悟していたそうですが、ばっちり晴れです。
尾瀬の登山暦が長いとは言え、雨でも参加するつもりで居るって凄いですね!
食事と記念撮影タイム。
平ヶ岳や越後駒ケ岳を背景に撮影。
尾瀬ヶ原を背景に。
下山開始。
午後から雨という天気予報もあったらしいのですが、私が利用している予報では4時か5時頃に0mmの雨ということだったし、現場での状況でもそれを裏付ける感じだったので、慌てずに下りました。
何より、皆さん登山暦も長くて装備もきちんとしてましたしね!
例年ならば、雪が少ない年ならGW最後の方で露出し始める道標。
至仏の開山と共に地面まで露出してるのを見たのは初めてです。
鳩待峠の食堂で売っている上州牛コロッケ。私はお気に入りでよく食べてます。
帰り道に食べ物の話をしていたら、ムライさんも大好物だということで皆で注文。
今年は人手が少なくて、揚げたのをストックはしてなかったのですが、食堂の人がわざわざ揚げてくれました。
2016年4月27日。
至仏山。