至仏山初日です。
2018/4/21。
2018年残雪期限定の至仏山シーズンが始まりました。
シーズン初日のお客様。
リピーターのサトさんと、今回初参加のサトジュンさん。
ちょっと名前が似ててややこしいです。
サトさんは、昨日の谷川岳と二日続けてのご参加。
高気圧がちょっと小さめなので、遠くの方は霞んでますが尾瀬と周辺の山脈はバッチリの青空。
尾瀬ヶ原。
会津駒が大好きだというサトさん。
後ろに会津駒ヶ岳も見えてきてテンションマックス。
至仏の稜線に辿りつくまで、小ピークを2つ越えます。
ここはsの2つ目を巻いたところ。
絶景ポイントの一つです。
オヤマザワ田代へ上がりました。
ここで、至仏山へとまっすぐ続く稜線に乗りました。
奥に見えてる小至仏が素敵です。
小至仏を背景に記念撮影。
至仏山の本峰よりも山頂っぽいので、良い写真が撮れます。
谷川岳が見えてきました。
木道階段が見えている箇所が。
この状況なので、スノーシューではなくてアイゼン使用にしました。
稜線の強風が当たる地形に行くと、何種類もの植物が密集して風に耐えているコロニー。
普通の地形では、見た目が似てて遠目では分かりづらいオオシラビソとコメツガですが、匍匐化できるか否かで樹形が変わるので簡単に区別が付きます。
左のコメツガは、ハイマツのように風下方向に枝が流れて風の抵抗を受けないようにしていますが、右のオオシラビソは真っ直ぐ伸びて一人だけ頭を出してしまってます。
出る杭は打たれる、ということで飛び出した部分は何年後かに枯れてしまいます。
小至仏のトラバース。
しっかり道が出来ています。
昔は、ここの道が出来るのに何日もかかるので、トラバースするのが結構きつかったです。
今や、沢山の人が訪れるおかげで、初日から凄い良い道が作られます。
直登してる人もいます。
かっこいいですね。
私も、積雪や雪面の状態が悪い時はトラバースしないで直登ルートを選びますが、シーズン中に1回有るか無いかくらいです。
振り返れば、さっき渡った小至仏。
そのおくには上州武尊。
山頂に近づくにつれ、蛇紋岩が沢山出てきました。
日本の風景じゃないみたいな写真が撮れますね。
山頂が見えてきました。
登頂した満足いっぱい!
お昼を食べ、景色を眺めて記念撮影。
私も一枚、記念撮影。
そして、つつがなく下山完了。
みなさん、お疲れ様でした。
2018年4月21日。
至仏山。