超登山日和の至仏。
2019/04/23。
2019年の至仏雪山ガイドの二日目。
ハッピースノーシューのツアー初参加のメグさんです。
この後の数日内では今日、23日が一番お勧めですよ、ということで来てもらいましたが朝からどんよりお天気。
当然のように、この後に晴れてくる筈なので気落ちせずにスタート。
ニホンカモシカの真新しい足跡。
平日で人が少ない分、動物もたくさん歩いてますね。
歩き出してしばらくすると、雲の隙間から青空が見えてきました。
尾瀬ヶ原が見えるビューポイントまで来る頃には、すっかり視界が開けました。
尾瀬ヶ原と感動のご対面。
雲で見え隠れしていた、山頂の稜線もくっきり。
森林限界に到着するころには、空が真っ青です。
北方向から、だんだんと雲が晴れていきます。
振り返れば、日光白根山が雲海の中から顔を出しています。
オヤマザワ田代。
たなびく薄雲がきれいですね。
小至仏に登る人達。
西側を見ると、雲海の中から谷川岳と苗場山、妙高火打。
「雲海を見る運が無い」と自称するメグさんですが、見事な雲海が見れました。
浅間山も雲海から顔を出しています。
雲の海の中からクジラが顔を出してるみたいに見えますね。
小至仏のトラバースルート。
ちょっと避けて、写真を撮ったり眺めたりしつつ後ろのスキーのグループに先に行ってもらいます。
このトラバース道は、スキーの人達が中心になって作ってくれます。
振り返ると、後方には小至仏と尾瀬笠ヶ岳に挟まれた真ん中に武尊山。
山頂に到着!
ゆっくり休憩と食事。
越後駒ケ岳と平ヶ岳を背景に撮影。
Tシャツで登るほど暑かったのに、山頂だけ冷たい風が吹いてフリースとジャケットを重ね着するくらいに冷えます。
こんなに気温が上がる快晴の日なのに、ろくに汗もかかずに登れたのはこの冷たい風のおかげです。
逆に言えば、暖かいだろうと思って防寒装備を持ってこないと痛い目にあうケースも。
尾瀬ヶ原、会津駒ケ岳、燧ケ岳をバックに写真を撮って下山開始。
至仏を見ると、これから登る人と下山の人とが行きかっています。
ここまで降りてくると、またTシャツで良いくらいに暑くなります。
下山はあっという間でした。
暑いので「花豆アイス食べたい~」と言いながらの下山でしたが、ゴールデンウィーク突入するまではソフトクリームの販売が始まりません。
帰りの道の駅で食べるのがおすすめです。
4月23日、尾瀬至仏山。