至仏山、今年もよろしくお願いします。。
2019/04/21。
2019年残雪期の至仏山ガイドが始まりました。
今年は雪がすごく少なかったのが、4月の中盤に来て例年並みになってこの結果です!
山小屋と駐車場の除雪が間に合わないのでは冷や冷やするほどでした。
今シーズン三度目のナガシマさんと、今シーズン2度目のウエダさん。
お一人参加のお客様でも、こうやって集まってくれれば最小開催人数に達します。ありがたいですね♪。
と言っても、私の予定が空いていればお一人様だけでも開催してしまうことの方が多いですけど。
鳩待峠に設置されている積雪計。
もうちょっとで3メートルです。
鳩待峠からスタート。
新雪の層が深いのでスノーシューが必要かどうか迷ったんですが、大勢の人たちが歩いてトレースがしっかり固まったと聞いたのでアイゼンで登頂です。
ある程度進むと、気が小さく疎らになるので山が良く見えてきます。これは目指す至仏山の山頂。
逆方向を向けば日光白根山。
今日は曇り空と言えど高曇りなので周囲の山はしっかり見えてます。
曇りだからと景色は諦めてたウエダさんも大喜び。
尾瀬ヶ原のビューポイントに到着。
奥には燧ケ岳と会津駒ケ岳。
会津駒ケ岳は、ウエダさんが今冬に登ろうと行ったのですが、アクシデントで登れなかったとのこと。
ここから眺めて、また来年にと思いを馳せてます。
このビューポイントは至仏と小至仏も撮影するのに丁度良いです。
稜線に上がって、小至仏が目の前。
振り返れば、皇海山と赤城山。
谷川岳のビューポイントに到着!
周り中、百名山だらけですね。
後方を振り返ると、上州武尊。
ウエダさんは、前回の上州武尊が吹雪の為に途中で折り返したので、雪山が二連敗だったそうです。
今日こそは!意気込んでここにやってまいりました。
岩と雪の小至仏。
「あれ登るんですか?」
いえいえ、この時期は横に良いトラバース道が出来てます。
巻機山も見えてきました。
休憩してたら、見覚えのある人達が。
今年、獅子ヶ鼻に特別コース開催でご案内した、リピーターさんのヒデさんミカさんでした。
小至仏に出来ている、見事なトラバース(横を巻く)道。
近年はバックカントリーブームで、多くの人達がスノーシューで道を踏み固めます。
アイゼンやスキーシールと比べると整地能力が圧倒的です。
歩きやすい道が出来てるので、ご満悦。
あっという間に山頂へ。
山頂の道標。
雪でここまで埋まってる姿は久しぶりです。
記念撮影。
自撮り棒で撮ってるナガシマさんはあまり映らなくて良いと言ってますが、ここは一緒に写ってもらいました。
山頂でお昼。
そして記念撮影。
越後駒ケ岳と平ヶ岳。
尾瀬ヶ原バックでも撮影。
うまく燧ケ岳が手に乗りました。
堪能したら下山開始。
下山中も、どんどん上がってくる人達。
そして下山です!
みなさんお疲れ様でした!
予約したタクシーの時間を待ってる間、鳩待山荘の食堂でコーヒー。
山小屋でのこういう一時って大事ですね。
最近は、山に登ると太って帰ってくる傾向があるのでカロリー低めにコーヒーにしました。
しかし...帰りにお客さんと一緒に立ち寄った道の駅片品で、手作りプリンと花豆ソフトをついつい食べてしまいました。
これでは...カロリーオーバー!
次回も至仏山で頑張ってカロリー消費します。
4月21日、尾瀬至仏山。