尾瀬至仏山 4月29日。
気象予報サイトで、大荒れ・要注意の予報が出ている今日。
本日、予想される状況をお客さんに説明して、初心者などで不安な人はキャンセル料なしで不参加で大丈夫です、装備もしっかりしてて行きたいという人はご案内します、とアナウンスしてやる気に溢れるメンバーと一緒に至仏へ行ってきました。
・風速は予報サイトで表記されてるものより大幅に少なくなります。
・吹雪という程の降雪量はありません。時間も短いです。
・そもそも、本日の北西の風の場合は登頂ルートの中で直接風を受けるのは山頂のみで、他は風下側になります。
等の説明をして納得していただいて集まっていただいた皆さんと山頂を目指します。
ふもとでは晴れているだけあって、スタートしてすぐの辺りまでは晴れ間も。
スタート時の集合写真。
至仏山の中腹まで見えています。
山頂の方は曇ってますが、ふもとの方を背景に撮ると一見良いお天気。
山頂の方から風が吹き抜けてきやすい場所。
それでも風速5メートルもないくらいかな。
風が弱くなる場所では、微妙に熱い。
パラパラと雪が降ってきました。
この時間に稜線に上がってしまうと大変なので、ゆっくりと休憩多めで時間調整しながら移動。
稜線にあがっても、拍子抜けするほどの弱い風。
時間調整した甲斐がありました。
風向きが時折、南風・東風・北風と入れ替わるのですが北風の時は顔が冷たく痛くなりました。
一時的に風向きが変わるだけなので、長続きはしないから大丈夫なのですが。
小至仏をトラバース前に小休止。
小至仏トラバース中。
真っ白。
小至仏の北に入ると、雪とか樹氷のレベルが上がりました。
山頂に到着。
山頂は北西の風が直接当たるので寒いのを覚悟して行きましたが、なんだか風も弱くて拍子抜け。
山頂のパウダースノー。
山頂の雪景色。
夜間なのか早朝なのか、私たちが来るより前はかなり厳しい気象だったのでしょう。
山頂のすぐ手前で昼食。
まさかの、ここで長居が出来るとは思ってませんでした。
下山開始。
山頂近くのオオシラビソに付着したエビのしっぽ。
蛇紋岩と並んで撮影。
下山中の小至仏トラバース。
岩とか木がないと真っ白です。
雲の下まで戻ってきました。
背景は尾瀬ヶ原。
風が吹き抜ける場所でも、ストラップがちょっとたなびく程度。
下山中も意気揚々。
至仏の中腹まで見えるビューポイント。
まだ下山は完了してませんが、皆さんやりきった表情。
下山完了!
尾瀬の看板の前で記念写真。
「瀬」まで見えてたので、「尾」の部分の雪を掘ってみました。
2025年4月29日。至仏山。