至仏山二日目。
2021/4/25。
昨日に続き、今日も至仏山です。

登り始めてから最初のビューポイント。
尾瀬ヶ原はギリギリ見えてますが、上にふたをされたかのような雲がかかっています。

稜線に入る頃には、その雲の中。

一瞬雲が薄くなった時でも、これくらいの視界です。
こんな感じで山頂が近づきます。

山頂に到着。
今年、武尊ツアーに参加してくれたFさん、Kさんと、今回初参加のNさんIさんの4名。
「雲が薄くなってる感じがするので、山頂でご飯食べながら晴れ待ちしましょう」ということで、しばし山頂でゆっくりタイム。
FさんやKさんが今年に武尊ツアーに参加した時は強風で山頂で晴れ待ちなど出来ずに山頂ワンタッチで帰りましたが…今日はアウターを着込めば、充分長居が出来る天候です。

そして、待ちかねた一瞬の晴れ間!
カメラを出すのが間に合わないくらい一瞬の晴れを何度か繰り返した後、晴れ間が長く安定してきました。

夜間に出来たと思われる、ハイマツの霧氷。
こんな天気の後ですが、よく晴れ間が出てくれたものです。

山頂近辺に晴れ間に続いて、小至仏の方も晴れてきました。
小至仏が良く見える位置に移動しながら下山開始。
奥には上州武尊があるのですが、山脈に沿って荒々しい雲が被さっています。
まだまだ、あの辺は風が強そうです。

振り返ると、行きには見えなかった至仏の山容。
「大きいんですね!至仏!」と感動するお客さん。

行きは真っ白だった小至仏のトラバース。
奥には日光白根山から皇海山の山脈が見えてます。

青空も見えてきたので撮影会。

さっきまで雲に隠れていた武尊が見えるようになりました。
前回、寒気と雲の中で武尊山頂に登ったFさんも、武尊が見えてにっこり。

なかなか山頂を見せてくれなかった燧ケ岳も5つの山頂を見せてくれました。
左に有る会津駒ケ岳も見えるようになりました。

気温も風もそれほど酷く無かったので、山頂で晴れ待ちした甲斐が有りました。

小至仏が一番かっこよく見えるであろうビューポイント。

下山中、最後の絶景ポイントになる辺りまで来ると…
北の方から濃い雲がやってきました。
「もうビューポイントは終わるから、この後はいくら雲ってもいいですね!」
下山が完了するころ、小粒の雪が降り始めました。
ちょうど私たちの都合に合わせてくれたかのような、お天気の具合でした。
2021年4月25日。
尾瀬至仏山:鳩待峠からのピストン。