水上/スノーシュー

スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

-7度の吹雪の玉原。

マウさん達と玉原へ。

2018/2/17 玉原。

 

リピーターのマウさんが、お仲間を連れてまた遊びに来てくれました。

玉原スノーシュー

マウさんと、お仲間の2家族タメガイファミリーとミネギシファミリーとで出発です!

 

雪が降り積もる日ですが、序盤はテンやキツネの足跡が見れました。

きつねの足跡

キツネがダッシュした足跡。

「相当慌てて走ってますね、これ」と説明しましたが、普段見た事が無いとその慌ててる感が分かりませんよね。

この後、キツネの並足(普通の歩き方)の足跡が付いてたので、違いが説明できました。

 

ヤマブドウ

ヤマブドウが落ちてました。

干し葡萄状態になるので、秋より甘さが増しますが・・・

付いている実はちょっと美味しくなさそうなのばかり。

ちゃんと熟さなかった為に食べ残されちゃったやつかな?

きつつきの跡

キツツキの突いた穴。

ブナの森

玉原のブナの森。

巣穴?

ブナの枝が枯れた跡を何かが自分で掘って巣穴にした感じの穴が空いてました。

入り口がやたらと滑らかなのは、何かが頻繁に出入りしたからだということが多いです。

クマ棚

ブナの木に熊棚(熊が登って枝を折り、実を食べた跡)。

今年は比較的熊棚が少ないのですが、玉原では結構みかけます。

 

ブナの殻

一部の枝が落ちてました。

ブナの殻だけが残って、中の実が食べられています。

スノーシュー下り

広々とした、緩やかな下りの斜面。

「ここは思い思いに歩いたり、走ったりしてもよいですよ~」

小学生

子供達、早いっ!

小学生は体が軽いから、動きも早いですね。

 

地衣類

苔に似てますが、地衣類と言って藻と菌類の共生体です。

ワカメみたいですね。

兎の食痕

兎の足跡を辿ってみたら、枝を齧って食べた跡を発見。

 

お昼ごはんの時間になると、風と雪が強まり気温も下がってきました。

こんな状態では普通ならランチどころではないですが・・・

ピンチシート

もちろんん、こんなコンディションならツエルトの設営です。

今日は、普段使っている大型ツエルトよりも更に大きいタイプのものを持ってきました。

グランドシートが無い分、天井や間口が大きくなっています。

ツエルト内部

8人入ってもこの通り!

内部と外部では感動するほど温度が違います。

この後、私も入って更にウドンを入れたお鍋も入りました。

つらら

子供達の様子を見て、場合によってはランチポイントから回って戻ろうかとおもいましたが、凄く元気なのでもうちょっと進むことに。

ツララで元気に遊んでます。

十二参宮

玉原湿原の入り口にある、十二山宮の神社。

石灯籠やお宮は雪に埋まっています。

 

螺旋のミズナラ

湿原の入り口で、「螺旋状のミズナラの古木」と一緒に撮影。

実は、この数年で玉原の古木・老木が次々と枯れ落ちました。

この世代の次の木は太さがガクっと一段細くなるので、かなり若い森になってしまいそう。

 

この日も、子供達が居たので直線で湿原を目指した為きちんと確認できませんでしたが、途中に有るはずの「皮一枚で生き残って雪の重さでリクライニングシートの様に曲がったブナ」が遠目で見ても見当たりませんでした。

代わりにこんもりと雪の塊が存在してました。

もしかしたら、その木も枯れ落ちてしまってるのかも。

次に来たときに確認に行って見ましょう。

玉原湖

湿原を出て、湖の前で撮影して折り返し。さすがに今日は湿原は風が強く、湿原ウォーキングというわけには行きませんでした。葉を落とした森でも、森林内に居るだけで風が格段に弱いのです。

吹雪の為、肉眼では見えても写真にはほぼ写ってません(笑

東屋

この後は、ハイキング道沿いにまっすぐゴールを目指します。

森の中

まっすぐと言いつつ、ハイキングルートでは遠回りになってしまう箇所は森を抜けて近道へ。

スノーシューハイキングの利点ですね。

急斜面になる所は私がジグザクに歩き易い道を作ったら、子供達は急斜面を直線で登って元気度いっぱいでした。

ゴール

マウさん、みっちゃん、ゆう君、りさちゃんとお父さんお母さん達!

寒い中お疲れ様でした!

 

2018年2月17日。

玉原コース。

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ツアーレポート

ハッピースノーシューのトレッキングツアーの記録、レポートのページです。群馬県みなかみ町(旧水上温泉)。

玉原湿原コース

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