冬季限定阿能川岳。
群馬県百名山シリーズ、阿能川岳にお客さんのリクエストで行ってきました。
仏岩ポケットパークからスタート。
集合した時は真っ暗でしたが、準備中に徐々に日が昇ってきて、至仏山が朝焼けになってます。
準備中はヘッドライトを着けた方が良いかな、という感じでしたが・・・アイゼンを装着していざ歩き出そうと言う時には、林内でも足元が見える明るさに。
朝焼けのスタート。
スタート時間としてはぴったりでした。
雪の状態だったり、藪の出かたによっては凄く時間がかかるこのコース。
今日は暑くなりそうですし、ギリギリの早い時間で出ました。
尾根に出るころには明るくなりました。
鉄塔まで来て、3日前に登った吾妻耶山が後方に見えてきました。
今朝は放射冷却も有ったので、雪の表面にクラストが出来てます。
日中は凄く暑くなる予想なので、二人ともジャケットの下には夏用の服装を着てきました。
私に至っては、日が昇る前からアウター無しの夏服です。
体温が上がれば、歩くペースも遅くなりますしね。朝早くの涼しいうちにだいぶ距離を稼いでいます。
お客さんも、最初の稜線に出るところで、暑くてアウター脱ぐほどの好天気。
マンサクの花が咲いてました。
稜線も、こんなに緩やかで歩きやすいところが多いですが、
切れ落ちている所や、雪庇が有るところなどと入れ替わります。
基本的には、こういうなだらかな稜線の割合が多いです。
こんな難所も有ります。
雪の状態が良かったので、全体的に心配なく歩けました。
*たまに凍結箇所は有るので注意です。
平ヶ岳、至仏山、武尊山が雲海の上に。
雪庇や岩場などが続きますが、余裕の表情。
自分より低い位置に熊棚。
絶景が続くポイント。
ビクトリーロードと言われる、山頂に続く道。
阿能川岳山頂はすぐそこ、その向こうに谷川岳。
阿能川岳の山頂到着。
浅間山。
左手には薄く八ヶ岳、その左には南アルプスも。ずっと左には富士山も見えてました。
春霞で、うっすらでしたが。
爼倉や、川棚の頭、万太郎。
仙ノ倉、平標。
山頂にて絶景ランチ。
後ろは谷川岳。
意気揚々と下山開始。
2023年3月15日、阿能川岳。晴れ。