水上/スノーシュー

スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

平ヶ岳と越後駒へ。

越後の山。

越後駒ヶ岳、平ヶ岳。

 

銀山平に宿泊して、平ヶ岳・越後駒ヶ岳とガイドをしてきました。

平ヶ岳登山口

4時に宿を出発して、5時ちょっと過ぎに歩き出し。

僅かに空が明るくなっているのが救いです。

スケジュールとして今日越後駒に登り明日が平ヶ岳の方が良いのですが・・・

明日は雨になる予報なので、雨に非常に弱い平ヶ岳を今日登ることにしました。

確か昨年もそうなりましたね。同じ宮崎交通社さんのツアーでした。

 

雲海

標高が上がって、雲海の上に出たらかなりの良いお天気です。

 

雪渓

剣ヶ倉の下に雪渓が二つも残ってます。

周りが綺麗に紅葉してて、この編が景色的にはベストかも?

 

燧ケ岳

急傾斜の登山道を登って、台形状の上にたどり着けば、一転してなだらか。

雲海の奥に、尾瀬の燧ケ岳や帝釈田代などが見えています。

 

山頂

山頂が見えてきました。

まだちょっと距離が有ります。

紅葉

草原か針葉樹か笹が多い道沿いですが、時折混ざるカエデやナナカマド、ツツジ類は目が覚めるほど綺麗な紅葉。

会津駒ヶ岳

一度迂回しながら下って登りなおすと、山頂への斜面。

会津駒ヶ岳が見えています。

このツアーは百名山を三連発になっていて、最終日がその会津駒ヶ岳です。

平ヶ岳山頂

平ヶ岳山頂。

山頂っていう感じが全くありませんね。

 

至仏山

山頂の道標周辺よりも、その周囲の湿原の場所の方が眺めもよく、満足感がありますね。

拾い休憩スペースもあるので、そこで昼食。

奥に尾瀬至仏山が見えてます。

先週、ここも至仏も初雪を済ませましたが、そうなるともう次のスノーシューシーズンに心が弾んでしまいます。

まだ気が早いですが(笑

山頂周辺

予想よりも風が弱く、非常に快適な登山日和。

姫ノ池

帰路。姫ノ池に立ち寄り。

下山中

下山中も、非常に良い景色と眺め。

玉子石

玉子石に立ち寄り、この後は台地上と分かれて下りの尾根筋へ。

沢

登山口近くに有る沢。

これが雨で増水すると渡れなくなります。

川の上にロープと簡易的な木の椅子がセットしてあって、一人ずつ渡ることもできるのですが、まあ最後の手段ですよね。

登山道が無事終わっても、林道でも増水すると渡れなくなる箇所があり、取り残される可能性があります。

 

 

翌日、越後駒ヶ岳。

雨です。

スタートは4時半頃で、真っ暗でした。

ヘッドライトの灯りだけが便りで歩き出します。

えちごこま登山

スタートは真っ暗だし、雨も降っているので全然写真等撮らず。

戦利品

紅葉は、昨日の平ヶ岳以上に綺麗かもしれません。

滝

雨量はそこそこなのですが、あちこちに沢や滝が現れてます。

駒の小屋

雨の日にはありがたい避難小屋。

小屋内部

避難小屋ですが、管理人さんがいらっしゃいます。

私がお客さんに「板の間を濡らさないように気をつけてくださいね~」と注意していると

「濡れたらまた拭けばいいんですから、あまり気にしなくて良いですよ」と優しいことを言ってくれました。

 

あ、でもこれを見た皆さん、「濡れたらまた拭けば良い」なんていうのを他の小屋でも実践しないでくださいね。

ここは避難小屋だし、平日で人が泊まる予定も無かったから良かったですが、営業小屋なら夜には泊まり客がここで寝るわけです。

晩秋の雨の日の山小屋の内部なんて、一度濡れたらほとんど乾きません。夜中にここで泊まる人達から見たらかなり困ります。

お金を払って宿泊する営業小屋ならなおさらです。貸し布団やシュラフも濡れたら早々乾かせません。

それに営業小屋で昼時に食事やコーヒーなどを提供していれば「濡れたらまた拭く」暇が小屋主さんには無かったりします。

誰かが濡らした床が何時までも濡れっぱなしです。

というわけで、ほとんどの山小屋では雨が降っていて体が濡れていたからといって、無造作に小屋の板の間等を濡らすと怒られます。

まったく濡らさないというのは無理でも、少しでも気を使って濡らさないように注意する必要があります。

山頂へと

小屋で昼食を済ませて山頂へとアタック。

ガスの中から、右手にうっすらと山頂が見えてます。

えちごこま山頂

越後駒ヶ岳山頂。

こんな雨の日の登山ですが、参加者の皆さんがなんだかとても喜んでくれてたのが印象に残りました。

 

2017年10月11日平ヶ岳、11日越後駒ヶ岳。

 

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