2012年3月28日。
3月最後のツアーです。
今年は3月は毎週末に雨が降って、土曜日は毎回雨でした!
週末のツアーが中止になったので、今日が3月最後のツアー日。
キョシさん、フミコさんと雨呼山!
車で移動中は雨が降ってましたが、藤原地区まで標高をあげて、やっと雪になりました。
マイスノーシューで参加の人は最近めずらしくなくなったのですが、なんと7年前くらいに購入だそうです。
毎年どこかに出掛けてるそうなので、もうすっかりスノーシュー通ですね。
少しだけ新雪が積もり、綺麗な斜面。
歩いているうちに、小雪が舞っていたのも収まりました。
山頂に到着!
撮影するのにベストなタイミングで晴れ間が来ました。
奥利根源流を背景に一枚。
向こうは雲が覆ってます。
歩いていると、何やら雪の上が散らかってます。
アカマツの松ぼっくりを何者かが食べた痕跡。
散らかってたのは齧りとって芯だけになった松ぼっくりと、種を引き剥がされた種子の羽でした。
恐らくリスの食べ跡でしょう。
何故恐らく、かというとムササビも似たような食べ跡を残すのです。
「齧り跡で判る」 とよく聞きますが、食べ方の上手下手の個体差もあるので、これがリス・これがムササビなどと百パーセント判断するのは難しいそうです。
まあでも、切り口がシャープなのでリスでしょうね。
それ以上に、リスと判定した種明かしをすると、昼間になってから雪の上に落ちたものだからムササビというのはまずありえないので。
リスの食事跡をみたところで、私達もお昼ご飯。
準備中に急に雨が来たので慌ててツエルト設営。
食べ終わった頃には雨が止みました。
雨降りの時間をツエルト内で過ごせてラッキーでした。
雨上がり、そこそこ視界が開けてよかったです。
でも晴れてるのってここ雨呼山の真上だけという。
後半、フードをかぶって厳重装備。
雪が降ってきました。
今日の天気は忙しいです。
スノーシューをやりなれているだけあって、動物の足跡の話題がよく出てきましたが、比較的新しい綺麗な足跡を見つけました。
キツネの小走りした足跡。
図鑑なんかだと三つの足跡はテンだとかよく書いてありますが、キツネだって小走りするとこの形になります。
氷筍。
三月の後半なのに沢山残ってます。
寒い日が続いたから溶けるのが遅れたんですね。
写真でもはっきりわかるくらい雪が降ってきました。
数個出ていた宿木の芽が、ほとんど取れてしまったブナの樹。
一個だけ、ぎりぎり残ってるのがありました。
これがどうなってるのか、来年の冬が楽しみです。
ゴール直前。
急坂を歩いて降りるよりはと、お尻で滑って降りる。
この笑顔!
ゴールした時には猛吹雪。
山の天気、冬の山岳の天気は特に変わりやすいんですが、まさにそんな一日でした!