大雪の後の雨呼山
2018/1/6。
数日前に、日本で一番の大雪が降った、水上町藤原地区。
大雪の最中と直後はここに来るのを避けて他のコースに行ってましたが、雪も落ち着いてきたころなので、やってきました。
リピーターのオブっちゃん、ご新規さんのミッちゃんとヒエンさん。
ヒエンさんはなんと、ベトナムからのお越しです!
この深い雪の中、大丈夫かな・・・?というくらい雪を見た事がないそうです。
歩き出して、最初に見つけた動物の足跡。
テンの足跡ですね。
一番奥が、木の上から飛び降りた着地点。途中で木の根本を覗き込んで穴を空けてます。
足型を確認しなくても、遠目でテンと分かってしまいます。
テンと直ぐに分かるのは良いのですが・・・英語でなんと言えばよいのか分からなくて大ピンチ。
ペットのフェレットが一般的に知られてるイタチ科ですが・・・フェレットも通じない。
東南アジアではあまり一般的な動物じゃないですしね。
日本人でも、テンやイタチが分からない若い人は多いから、それを考えれば仕方有りませんね。
この後、オコジョの足跡も発見。
オコジョを伝えられないのは残念過ぎるので、スマホでオコジョを検索して画像を見せたら大喜びでした。
しばらくは、前のパーティが踏み固めたラッセル跡で移動。
でも、ずっと他人のラッセル跡では退屈です。
さあ、たっぷり積もった深い雪をこれから歩きますよ!
深いパウダーを利用して、斜面を下るのはスノーシューの醍醐味の一つです。
ブナに着いているヤドリギ。
ヤドリギの英語は分かりませんが、パラサイトと言えばとりあえず何の植物かは通じます。
キツツキが空けた穴を覗き込むオブっちゃん。
「写真に撮るからナチュラルな感じで!」とお願いしましたが、明らかに笑顔が写真を意識してます。
途中に有る大きな松の木。
熊が背中を掻きに来る木(正確にはこの木の名前の看板で)です。
熊の爪あと。
タカノツメ、という名前の木です。
タカノツメに熊の爪。
山頂に到着・・・!
山頂の景色を眺めていると、空に何か飛んでいる。
トンビかな、他の猛禽類かなと悩んでいる間に、ヒエンさんが見つけて「イーグル!」と大喜び。
これでトンビだったら何て説明しようと焦りましたが・・・。
トンビじゃなくて良かったです。
たぶんクマタカかな。
ランチポイントを目指して移動。
ちょっとした段差なんですが、雪の時はこれが手ごわいです。
3人中、3人しりもち。
ランチポイント到着!
今日は趣向を変えてラーメンでした。
恐らく、インスタントラーメン最強の呼び声も高いマ○ちゃん○麺。
雨乞いのカグラ舞がその昔は行われていたという石舞台。
こちらは石舞台の上。
風神岩から、集落を一望。
更に移動。
何度も歩いたので、新雪エリアの移動が上手になってます!
はしゃぎ過ぎてツリーホールに落ちた!?
わけではなくて・・・
ちょうど良い穴があったので、みんなで入って遊んでみました。
今回は下りに失敗して転んだのか・・・!?と思いきや、そういうわけではありません。
雪庇を踏み抜いて落ちる遊びです。
キツネの足跡発見。
天狗の手割り石。
斜面を横切っているところで、うっかり足が滑りそうに。
だいぶ歩いたので休憩。
天使の羽を作って、撮影。
氷筍も少しは伸びてきました。
先週はビー玉くらいしかなかったのですけど、これなら「下から伸びてきてる」というのが分かりますね。
ドングリの、中身が無い殻だけ落ちてました。
足跡等が無いので、木の上から落ちたのでしょう。
リスやムササビなら綺麗に皮を剥くから、これは鳥の仕業でしょうか。
ドーナツ状の不思議な木。
思わぬ大雪の後のスノーシュー。
楽しんでいただけましたでしょうか。
お隣のグループがシャッターを押してくれたので、私も最後一緒に写りました。
2018年1月6日。
雨呼山。