雨呼山スノーシュー。
2020/01/16。
リピーターさんのグループで貸し切りにして雨呼山へ行ってきました。
前回、大幽洞窟のスノーシューに参加してくれたヨシグチさん。
今回は、自分のお客さんを連れて貸し切りで遊びにきてくれました。
治療院よしぐち「歩こうかい」。整体治療に加え、山歩きで更にお客さんを健康にしようという素晴らしい試みです。 そういえば、前回来ていただいた時に「スノーシューって健康に良いですよ」と話をしたのを思い出しました。
良く宿泊している、永楽荘さんにお弁当を頼んでおいたということで、受け取ってから出発。
リクエストの有った、雨呼山。
登山口まで移動する際中、道路の脇でニホンカモシカも見つけて、みんな大喜びです。
グループ貸し切りツアーの上に、平日なので他には人が居なくて、山も貸し切りでした。
コース上で私が解説してる風景。
今日は参加者が多かったので、アシスタントを一人増やしたので、私が写ってる視点の写真があります。
その説明していた内容。
木の皮を動物が齧って食べ跡ですね。
恐らく兎さん。
雪上生活昆虫のひとつ、ユキカワゲラ。
雨呼山山頂。
山頂から見える、藤原の里を説明してる私。
狐の足跡。
「狐ってこんな溝みたいな足跡なんですか?」と不思議がられたので、積雪の深さで足跡の様子が変わることを説明しました。
よく見ると、足を深く突っ込んだ穴と、動かす為に足を上げてそれでも雪が深くて引きずってしまった溝状の部分とに分かれてます。
人間がスノーシューで歩いた足跡も、くるぶし程度までしかない積雪と膝上まである時では足跡が変わるのと一緒です。
足跡は状況によって色んなパータンがあるので、あしあと図鑑みたいな本でだけ見てても分からない物がいっぱいです。
おひさまも出て、ちょうどよいタイミングでお昼ごはん。
私が作った鳥団子汁と、お宿で作ってもらったおにぎりのセットでした。
雨乞いの石舞台の前に並んでみました。
反対側に回り、石舞台に乗ってみました。
風神岩に移動すると、利根川を中心としたこの里が一望できます。
今回は、みんな夏山登山をしているグループということで、ちょっと難しい下り斜面を体験してもらいました。
「簡単な道と、ちょっとテクニカルなのが有るんですが、どっちに行きますか~?」と聞いて、
最初は簡単な道に行きましたが...みんな行けそうなので途中からちょっとだけテクニカルな道へ。
更にテクニカルなトラバースコース。
今年は雪が少なくて、藪を避けて上がったり下がったりと余計な動作が必要になるので、いつもより大変です。
でも、そうやって慣れてくると、ちょっとした斜面ではかなり堂々と歩けるようになります。
熊の爪痕。
雪の上に散乱していたマツボックリの種。
左が、欠損なく丸々残っている完全な形。
他の物は種子の部分だけ無くなってました。
何者かが食べた跡ですね。
状況から見ると、樹上に居る小動物ってところだと思います。
ヤマグリの木の上に出来てクマ棚。
今年の雪の少なさを物語る、エゾユズリハの群生。
常緑樹で、寒風から葉を守る為に冬は雪の下に隠れていないといけない植物なのですが・・・
今年は雪が少なくて全然隠れられてません。
最後、ゴール近くの尾根上に戻ったら、上州武尊山が神々しい山容を見せてくれました。
最後はまたお宿の永楽荘に戻って温泉に入って新幹線の駅へ。
次は、夏の尾瀬ヶ原ガイドの相談をして、尾瀬もご案内させていただくこといなりました。
また夏にお会いしましょう!
2020年01月16日。