7月下旬、尾瀬ヶ原。
尾瀬見晴、至仏山。
冬のスノーシューに参加していただいた、リピーターさんが夏の尾瀬のガイドを申し込んでくれました。
お客さん三名と、一名は新人のガイド仲間が研修の為同行。
鳩待峠の歩き出し。
モミジカラマツの花と実が両方並んでました。
オオバタケシマランの赤い実。
ハリブキの赤い実。
大きな葉と一緒に並んで付いている実なのですが、鹿に食べられてしまったようで、最初何の実かと思いました。
オオバスノキの実が成ってました。
多くの植物が実になり始める季節ですが、まだ咲いている花もあります。
ケナツノタムラソウ。
ナツノタムラソウに毛が生えているのですが、アップで撮影したので毛がちゃんと写ってます。
大型のコウモリソウの仲間。
茎の色や葉の形に変異が有り過ぎて、通りがかりに見たくらいだと品種を調べにくいので「コウモリソウ科のヨブスマソウに近い仲間ですかね」くらいの解説しか、いままでしてませんでした。
最近ちょっと気になって、細かく種類を調べてみようと思ってます。
これは消去法で調べていくとヨブスマソウの変種のオオバコウモリになるのかな。
図鑑を見ても、茎の色や葉の形、鋸歯などが、本によって違い過ぎて決め手にかけます。
エンレイソウの実が何かに齧られてました。
熟すと濃い暗紅褐色になるのですが、この熟す前の実の中身もちょっとおいしそう。
基本、毒が有る植物なのですが、実は可食と聞いたことがあります。
写真、分かりづらいけどツノハシバミの実が沢山ついています。
英語で言えばヘーゼルナッツでしたっけか。
水芭蕉のポイントにて、クマが水芭蕉を食べた跡。
齧ってますね~。
この後、クマが木道横に来ないようにと、ミズバショウが刈られてました。
トリガタハンショウヅルの種が出来かけてます。
エゾニワトコの赤い実。
尾瀬ヶ原に出たコオニユリ。
クガイソウの花に、ヒョウモンチョウの仲間が沢山集まってました。
チョウのアップ。ヒョウモンチョウも色々な種類が有るので、迂闊に〇〇ヒョウモンとか言えないです。
右は、たまに混ざる花の形が変異してるクガイソウ。
今日は寒かったせいか、イモリが集まって玉のようになってました。
オゼコウホネ。
木道近くで花が出たので見やすくよ良いですね。
ある程度水深がふかくないと咲かないので、池の奥の方に咲く物が多いです。
微妙に幼い羽が残ってるハクセキレイが木道の前をずっと歩いてました。
10日ほど前に来た時、茶色かった若鳥でしょうか。
前回に撮影したのがこの子↓この時は親鳥と一緒でした。
もう巣立ちできたみたいですね。
見晴の燧小屋に宿泊。マイタケごはん。
6軒中、3軒が本年度の営業を見合わせている見晴地区。
ちょっと寂しいですね。
この日も私達以外は宿泊客3人程でした。
2020年7月下旬。