谷川岳インフォメーションセンター。
2021/10/13。
夏の間に中止になっていた学校などの体験活動が、秋になって一気に再開されました。
一ノ倉沢ハイキング。
残念ながらガスで岩壁は見えませんでした。
それでも、午前中に他の学校が予定していたハイキングは中止になるレベルの雨だったので、午後になってから霧雨程度で収まったのは良かったです。
それでも、都会から来た子供達からすれば今日の谷川岳の麓は寒かったことでしょう。
少しずつ、道沿いに紅葉が降りてきた気がします。
今日はかなり短めの時間で急いで戻ってこないといけなかったので、道中の写真は殆ど撮れませんでした。
湯檜曽川を挟み、反対側にある白毛門。
こちらは雨も降って無さそうで、山頂まで見えてました。
やはり脊梁山脈かどうかでガラリと気象が変わります。
先日、インフォメーションセンター周りで、終わりかけの花を見つけて気になってたシソ科植物。
ナギナタコウジュかな~?と思いながらも花の状態が終わりかけで迷ってたのですが、状態の良い花を見つけました。
ナギナタコウジュ、もしくはそれに近い仲間で良さそうです。
一ノ倉ハイキングルートでは、一口近辺までは見かけるのですが…森の中に入っていくと見かけなくなります。
なので今までこの花をあまり気にしてませんでした。
日本海性の森の奥に咲くような花ではなく、山麓とか原野に多く咲く花だそうです。
野菊の仲間。
これも、街道沿いの日当たりの良いところに咲いてますが、ブナの森の中では数も少なくあまり注目されてません。
だいたいはノコンギクだろう、ということでノコンギクと説明してますが…全部の花を確認してるわけではないのでたまに不安になります。
これはノコンギクにしては花数が少なくて、もしかしてハコネギクとかが混ざってるかも…と思って念のために確認してみましたが少なくともハコネギクでは有りませんでした。
谷川岳の稜線上にタカネコンギク(ハコネギクの高山型)が有るのだから、どこかでノコンギクとハコネギクが混ざってそうなのですが、いざハコネギクを麓で見つけようとすると中々見つかりません。
野菊の仲間は種類も多くて互いに似通ってるので、厳密な見分けが難しいです。
2021年10月13日。霧雨。
一ノ倉沢ハイキングコース。