一ノ倉コースの紅葉。
2021/10/15。
一ノ倉沢(R291)のハイキングのガイド。
コロナで修学旅行が中止になった県内の小学校。
修学旅行の代わりに日帰りでの体験学習だそうです。
楽しみにしていたであろう修学旅行の代わりに、思い出に残るように張り切ってガイドしました。
谷川岳の黄葉具合。
現場で見るともうちょっと綺麗なのですが、写真で見ると赤や黄色があまり目立ちません。
白毛門。
山頂近辺の草地はもう枯れ葉の色ですね。
少し標高を下げたところの低木帯に紅葉が始まっています。
笠ヶ岳。
この山は山頂とその近辺は低木帯もマダラ模様で少なくササが多いので元々紅葉は目立ちません。
左や手前の尾根が赤くなっているは見て取れます。
森の中の植物。
ムラサキシキブの実。
綺麗な紫が目を引きますね。
綺麗では有りますが、食べるとなると紫の実はちょっと毒々しく見えます。
一応食べても害は無いらしいですが、通例は食べ物として扱われてません。
毒が有ると言う情報はなく、昔は飢えていた人が食べたりもしたけど、かといって何の毒素も絶対にありませんと証明されているわけではない、程度の認識でいます。
こちらは、毒であることがはっきり証明されてるマムシグサの実。
ムカゴイラクサ。
若芽が山菜として食べられますが、ムカゴも出来ます。
ツキヨタケ。
キノコは詳しくないので、良く似てる他のキノコだと見分けがつかないのですが…
夜に来てみたらツキヨタケかどうかはっきりします。
夜になると光ります。
マタタビ。
実はエグ味が有って美味しく無いので、薬にする以外だとリカー漬けや酢漬けなどにするそうですが…
インタープリター仲間が「黄色く熟したのは美味しい」と言ってました。
ほんとにそうなかの試したいところですが…
美味しい不味いは好みによりますし、試すのは躊躇われますね。
とりあえず、ここのは国立公園なので採取不可です。
マタタビは周囲の里山にいっぱいあるので、試す時にはそこで見つけてみます。
ヤマブドウの葉。
例年なら綺麗なワインレッドに染まるのですが、今年はあまり綺麗に紅葉してません。
早めに紅葉をを迎えたらしい葉は結構赤くなってたのですが、数も少ないし落ちてしまってました。
トチの実。
もうとっくに落ち切って、綺麗な実は残って居なかったのですが…生徒が見つけて「これ何ですか?」と持ってきました。
ガイドだけで色々発見するのは難しいですが、生徒たちが好奇心を持って色々見つけてくれました。
これも生徒が枯草の下から見つけました。
残念ながらキノコは詳しくないので何キノコかは分かりませんが・・間違っても食卓には登らなさそうなキノコです。
イヌ科のフン。
飼い犬のものではないのは、内容物の破片などから見て取れます。
フンだけで区別は難しいですが、キツネかな。
日帰りなのでちょっと慌ただしい行程でしたが、天気も良く充実したハイキングでした。
2021年10月15日。快晴。
一ノ倉沢ハイキングコース。