冬の始まりの一ノ倉ハイキング。
2021/10/17。
今日は冬型の気圧配置となり、山頂では雪予報になっている中でのハイキング。
山頂は雪でも、ふもとでは雨です。
ブナの幹を流れる樹幹流。
マチガサワ。
谷川岳の山頂は雲に包まれて見えません。
あの中はきっと雪が降っていると、今日のガイド相手の生徒たちに説明。
東京から来ている子供達なので、このみなかみ町の寒さにかなり驚いてました。
一ノ倉の岩壁を流れる滝。
滝が見たいと言っていた生徒がいたので、岩壁部分の滝が見れたのは良かったでしたが…
あまりの寒さに先を急ぐように戻りました。
私は耳が隠れるニット帽・フリース・冬季の屋外作業用防水手袋、と装備してたので暑くて少し薄着にしたくらいでしたが…
秋のハイキングくらいの装備をしてた他のガイドですら寒くてブルブル震えてたので、軍手とビニール合羽、防水じゃないスニーカーの生徒たちはもっと寒かった筈。
今日は他のガイド団体さんのお手伝いで参加してましたが、急かしながらかつてない程、大急ぎで引き返してきた一ノ倉トレッキングでした。
この日、ガイド仲間が成人のお客様を案内してましたが、もっと長い時間をかけて奥の幽ノ沢まで往復してました。
それでも予備の手袋をお客さんに貸すようなことも無く、普通に行ってこれたそうです。
装備の差というのは、ほんとに大きいですね。
翌日の昼間の写真です。
2021年秋の谷川岳の初冠雪。
テレビのお天気コーナーで言ってましたが、「初雪と初冠雪は別」だそうです。
例え初雪が降っていても、雲で見えない場合は「山麓からの冠雪確認が出来てない」ということで初冠雪にはならないそうです。
ということで、初冠雪は今日になります。
今後も定期的に冬型の気圧配置の予報が出てますので、これからは専用装備必須です。
晩秋の谷川岳の装備は真冬よりも難しかったりします。
雪ならば染みてこないけれども、雨やミゾレは容赦なく衣服や手袋を濡らし体温を奪っていきます。
これから訪れる人達は、例えハイキングコースでもしっかりした装備を持ってきていただくようにお願いします。
2021年10月17日。冷たい雨。
一ノ倉沢ハイキングコース。