晴天のマチガサワハイキングコース。
今日は群馬県内の小学校の案内。
コロナで修学旅行が中止になり、代わりに日帰りのプログラムで来たという事です。
一生の思い出の修学旅行の代わりということなので、はり切ってガイドさせていただきました。
*もちろん、そうじゃない時も張り切ってガイドしてます。
谷川岳インフォメーションセンター。
本当ならこちらも活用して欲しいところですが、群馬県の南部からの日帰りで距離が遠く、小学校の登下校の時間の範囲でしかガイドが出来ませんので立ち寄り出来ませんでした。
ロープウェー前。
まだ紅葉は降りて来てません。
駐車場のところにある赤くて綺麗なのは、植え込みの園芸種のツツジです。
赤くて当たり前の木です。
花が全て枯れているこの時期に、綺麗なアザミの花。
多分季節を間違えて咲いてしまったものだと思いますが…
ここは入口の部分なので、何かこの時期に咲く外来種が混ざっててもおかしくはないので、判断が難しいです。
以前は、一ノ倉コースでこの葉の形状のアザミを見たらナンブアザミと言っていたのですが…最近では更に沢山のアザミ(町中の花も含めて)が入り混じってることに気づいて、うかつに名前を言えなくなりました。
木イチゴ類の枝に出来る虫こぶ。
確かモミジイチゴだったと思うのですが、当時は虫こぶに目が行ってて木の種類を見分けるのを忘れてました。
森の中では、クマイチゴが小さくなって、まるでモミジイチゴやニガイチゴのような雰囲気になって三者が混ざるのでややこしい。
この写真もモミジイチゴの葉の鋸歯が大きめに出た個体なのか、葉が細めになったクマイチゴなのか判断しづらいです。
白毛門のビューポイント。
「これなんですか!?」と児童が見つけて質問してくれました。
子供達もコロナで出かける機会が少なく、やっと緊急事態宣言があけての行事なので、楽しもうと色々見つけて質問してきてくれます。
嬉しいですね。
今日の目的地、マチガサワ。
雪と岩と紅葉で絶景ですね。
アップにして谷川岳。
更に生徒が発見した虫。
ザトウムシが集団で重なってます。
寒いせいなのか、交尾の時期なのか…?
ザトウムシの生態、調べてもよく分かりません。
引率していた生徒がまたも見つけた虫。
カマドウマの仲間。
昆虫はあまり詳しくないのですが、谷川岳で発見されたタニガワハラミドリヒメギスと言う昆虫があるらしいです。
とりあえずこれは違うっぽいですね。
短い時間でマチガサワまでの往復になり、一ノ倉まではいけませんでしたが、満足していただけようです。
『僕らの解説が入らないで黙々歩けば一ノ倉まで行けましたけど、お話があるせいでマチガサワまでになってしまってすみません』と言ったら、校長先生が「いや、このお話が良いんですよ!」と言ってくれました。
ガイド冥利に尽きますね。
2021年10月27日。晴れ。
谷川岳ハイキング、マチガサワコース。