国立公園堪能コース。
昨日、尾瀬の案内をさせていただいたお客さんが「明日もどこかお薦めの国立公園ありませんか?」と言う事で、超オススメの谷川岳へ。
山頂の登山では無くて、一ノ倉沢のハイキングコース。
マチガサワから望む谷川岳山頂。
一ノ倉の岩壁。
あまり山が無いところから来ているということで、山岳の景色が珍しいそうです。
一ノ倉尾根の雪崩斜面の草しか生えない所。
笠ヶ岳と白毛門。
一ノ倉のハイキング道。
普通ならここで終わるのですが…昨日の尾瀬で至仏山見たり、今日の一ノ倉岳を見ながら森林限界の話をしたら、森林限界も味わってみたいということで、ロープウェーを使って天神平に上がってみました。
更にリフトを使って天神峠へ。
標識の通り1500mしかない標高なのですが…真冬の積雪や風、蛇紋岩などのおかげで偽高山帯になっています。
関東地方では余裕で森の中になる筈の標高です。
その蛇紋岩。
足元に結構露出しているのですが、とにかく滑ります。
平らで安定してる場所で、どれくらい滑るかをまず体験してもらいました。
「岩がこんなに滑るなんて」と感動するほど驚いてました。
リフトで戻るか、スキー場内のコースで戻るか、蛇紋岩の多い登山道経由で戻るかの3通りですが、やはり森林限界を味わいたいということなので、蛇紋岩コースを慎重に下ります。
下った先は、写真の通り徐々に樹林帯へと移行していきます。
国立公園を何度か回っているそうですが、ガイドを頼んだのは今回が初めてだそうです。
ガイドさんが居るだけでこんなに得られる体験の量が変わる!と喜んでいただきました。
2021年11月6。晴れ。
上信越国利公園谷川岳。