一ノ倉沢周遊ルート。
2021/6/10
みなかみ山岳ガイド協会の行事で、谷川岳の山麓の清掃登山を行いました。

湯檜曽川沿い新道からスタートして芝倉沢の虹芝寮のところから旧道へと回りながらのルート。

ゴミ拾いの他に、冬の間に雪で倒れて登山道をふさいでいる倒木の撤去など。
ゴミは殆ど落ちていなかったので、倒木撤去作業がメインになりました。
ゴミの少なさが、訪れるハイカーのマナーの良さをうかがわせます。
ここからは、谷川岳の山麓の花や植物などの写真。

サワグルミの実が沢山なっています。

タニウツギの花。

キュウリグサの仲間。
小さな雑草チックな花なので今まであまり気に留めて無かったのですが、ミズタビラコかなと思います。

ケナシヤブデマリ。
大きいのは装飾花で小さいのが本来の花。

ヤマアカガエルのオタマジャクシ。
後ろ足の辺りが少し盛り上がって来てます。

モリアオガエルの卵塊。
前回見た時は水溜りの縁に有ったのですが…雨があまり降らないので水溜りが縮小してました。

マユミの花。

良く似てますが、ツリバナ。

ミズキの花。

ギンリョウソウ。

ミクニサイシン。

チャルメルソウの仲間。
恐らくコチャルメルソウだと思うのですが…正式には確認出来てません。
花は終わっていて、カップ状の中に種子が沢山入ってます。

ニガイチゴの花。

サワハコベとタニギキョウ。

アカアシクワガタ。

ヤマツツジ。

サワグルミ。
実になりかけてますが、まだ花柱の赤い部分が残ってます。

ミズナラの巨木。

チゴユリ。

写真だとちょっと分かり難いのですが、ブナとコシアブラの二段の木。
ブナの大木の上の方が折れているのですが、その折れた窪みのところからコシアブラが生えて、その木もまた大きく育っています。

オオナルコユリ。

ガクウラジロヨウラク。

一ノ倉沢の雪渓。

雪渓脇に咲くシラネアオイ。

サンカヨウ。

ナエバキスミレ。

ヤマオダマキ。

ミヤマガマズミ。
もう花が終わりそうです。

ハクウンボク。
綺麗な花なのですが、すぐに散ってしまいます。

ウラジロヨウラク。

クジャクシダ。
シダ類はあまり覚える気が無い私ですが、これは覚えました。

コンロンソウ。

変な虫が死んでる!?とちょっと騒ぎになったのですが…
刺激したら、いきなり飛び回って更に騒ぎになりました。
良く見てみたら蝉ですねこれ。
帰ってから調べてみたら昆虫病原糸状菌とかにやられてるみたいです。
瀕死の状態でもいきなり飛び回ったりしましたが、なかなかご臨終はさせて貰えず、少しでも感染させる為に動き回るのでしょうか。
昆虫の世界は不思議ですね。
2021年6月10日。
谷川岳山麓。