一ノ倉旧道。
2021/6/17
谷川岳の日に行われる、エコツーリズムのスタンプラリーのイベントの下見に行ってきました。
みなかみ町エコツーリズムのインタプリターのメンバーでの下見。
歩きながら「今年はどんなネタにしようか」と検討。
みんなで探すと、普段から歩いているところでも面白いネタが見つかったりします。
クマイチゴの実。
まだまだ熟してません。
ヤマグワの実。
こっちは良い感じに熟してますね。
トチバニンジンのツボミ。
花か実が出て無いと、コシアブラの幼木なのか区別が付きにくいです。
しゃがみこんで木本か草本か確認すれば済む話なのですが…歩きながらそこまではしないことが多いです。
ヤマボウシの花。
カタツムリ発見。
チャイロヒダリマキマイマイかな?
シロバナニガナ。
ヤマモミジの葉っぱ、2パターン。
右の葉はイロハモミジに近いタイプですが、谷川岳の麓で見かければヤマモミジと捉えて良いだろうと思います。
左の葉は、葉柄がこの長さだと大丈夫なのですが…時折ちょっと葉柄が長めのタイプが有ったりすると「葉柄が短めのコハウチワカエデかな?」と迷う時が有ります。
しかも葉裏を見ると全体的に毛が多くて、葉裏の毛だけ見るとコハウチワカエデ?と思いたくなったりします。
葉柄が微妙に短いのと、葉柄事態に毛が無いことでヤマモミジと同定するようにしてます。
これは自分では判断出来ずに、植物の先生に画像を送ってご助言いただきました。
これもヤマモミジなのですが…あまり丸さを感じないで切れ目が大きくて葉先が少し伸びてます。
このタイプが時々厄介で、ミネカエデと迷う時が有ります。
そのタイプは葉裏を見ると掌状基部に赤い毛が生えてたりしてミネカエデの様相を呈したりしてることが有ります。
しかも葉柄も赤っぽいどころか完全に赤なので、ミネカエデ似です。
写真に撮ってじっくり眺めて見比べると、葉の切れ込みの数とか葉身で区別が付くのですが、葉の形も変異が大きい個体があるのでややこしいです。
こっちがミネカエデの葉。
パッと見ただけで区別を付けられる人は凄いと思います。
私は良く悩み込みます。
これは花が咲いてい居たので、見分けるまでもなくミネカエデと分かりましたが。
こちらはナンゴクミネカエデ。
これだけ葉先が伸びてるとすぐに分かるので助かります。
2021年6月17日。
一ノ倉旧道。