上州武尊山。
2021/6/21.
武尊神社コースより、手小屋沢分岐の尾根から山頂→剣ヶ峰山→武尊沢。
お天気も良かったので、上州武尊さんへ。。
武尊神社を通り、自己責任で通行の林道駐車場に。
林道の辺りはカラマツの植林ですが、そこから尾根に上がるルートはブナを中心とした自然林。
尾根に上がると、しばらくは楽な道が続きます。
後半に現れる鎖場。
振り返ると谷川岳。
武尊山頂(途中だいぶ端折りました)。
剣ヶ峰山への稜線。
今日はピストンではなく剣ヶ峰山に上がった跡に武尊沢のルートから下山しました。
ここからは、途中で撮影した花の写真。
ヒロハコンロンソウ。
ラショウモンカズラ。
オオバミゾホオズキ。
オオバノヨツバムグラ。
このほか、近い仲間のクルマバソウとオククルマムグラが並んで混ざって咲いてました。
葉が6枚のものは、そのどちらの花の可能性も有るので、見分けるのが大変です。
ギンリョウソウ。
ツクバネソウ。
セリバオウレン。
咲くのが早いのでもう種子になってしまってました。
ゴゼンタチバナ。
オオバスノキ。
サンカヨウ。
この辺まで樹林帯。
アズマシャクナゲ。
ミツバオウレンの変わり種。
ミツバノバイカオウレンとかじゃないんですよね。
ツバメオモト。
ミヤマニガイチゴ。
エチゴキジムシロ。
ナンゴクミネカエデの花。
こちらは、途中の樹林帯で撮ったミネカエデの花。
良く似てるので、見分け・区別を付けるのが大変です。
『葉っぱで違いを見つける』って良く図鑑には載ってますが…葉っぱだけだと変異が大きくて見分ける自信がありません。
多分虫こぶだと思うのですが…虫こぶハンドブックが手元に見つからず、判明出来ませんでした。
マイヅルソウ。
オオイワカガミ。
ぱっと写真を見て、花の周りの葉っぱが大きくないからオオイワカガミじゃないって思いがちですが…
花の周りにあるのは後から生えてきた小さな葉で、少し離れた位置には充分大きくなって柄も長い(だから花から十分離れてる)葉が並んでます。
コケモモ。
上州武尊の稜線は、多雪地帯と冬の環境の厳しさで高山植物も咲くのですが、その反面標高の低さのせいか樹林帯に咲いてそうなお花がコケモモと並んで低木が作った垣根の陰に咲いてたりします。
稜線の環境が厳しそうにさいているツツジ系の花。
場所が稜線なのでクロマメノキかと思ったけど、良く見たらオオバスノキみたいですね。
森の中で見る機会の多い花ですが、稜線の低木帯の陰を樹林に見立てて生育してるのでしょうか。
ツルツゲ。
剣ヶ峰山から、シャクナゲ越しに武尊山頂。
ここはアズマシャクナゲとハクサンシャクナゲの入り混じった場所です。
下山して、駐車場に到着する直前くらいに撮影。
ウスノキ…かな?
2021年6月21日。
上州武尊。