北岳続き。
2021/7/22
北岳の3日間の山旅、最終日の下山。
夜明けの富士山。
八本歯から登る太陽。
モルゲンロート(朝焼け)の中白根。
北岳は逆行気味になるので、朝焼けがそんなに綺麗じゃないですね。
まず北岳への登り返し。
晴天の日ですが、まだギリギリ日陰の状態で登れてます。
朝に広がっていた雲海も、日射を受けて少しずつ散ってきました。
雲海に浮かぶ中央アルプスの木曽駒ケ岳。
その右奥には御嶽です。
山頂まで登り上げると北アルプス。
槍から穂高までの稜線がくっきりです。
今回の参加者の中に、お盆に槍ヶ岳に登るという人が居て、喜んでました。
実際に眺めると「あそこに行くんだな~」って実感が沸きますよね。
北岳山頂にて、富士山を背景に立っている私。
お客さんが撮って送ってくれました。
イワヒバリ。
往路は草滑りルートでしたが、復路は右俣から大樺沢へと向かいました。
ここから北岳のお花シリーズ。
タマガワホトトギス。
タカネグンナイフウロ。
ミヤマハナシノブ。
イブキトラノオ。
ムカゴトラノオ。
ウサギギク。
コガネイチゴ。
太平洋側の植生の花です。
普段ガイドしている上越エリアの山域ではお目にかかれません。
おなじみのコケモモ。
タカネツメクサ。
イワツメクサ。
ハハコヨモギ。
ミヤマシオガマ。
イワウメ。
キタダケソウ。
チョウノスケソウ。
ミヤマダイコンソウと仙丈ケ岳。
イワヒゲ。
ミヤマキンバイ。
ツガザクラ。
タカネイブキボウフウと鳳凰山。
ミヤマオダマキ。
コバノコゴメグサ(ヒメコゴメグサ)。
自分では種類を確認出来ていないのですが、北岳に咲いているコゴメグサとしてこの花が挙げられているので、そうしました。
キンロバイ。
至仏山などでも見かけるのですが、こんな足元に咲いていることは無かったので、近くで見れて嬉しい花です。
ミネウスユキソウ。
お客さんがウスユキソウを見たがっていたのですが、往路では見つけられずに復路でやっと見つけました。
絶滅危惧種のタカネマンテマ!
なかなか見つけられなかったのですが、一輪だけ見つけることが出来ました。
キンロバイも絶滅危惧種なのですが、こちらは危惧の度合いが遥かに高い希少種です。
タカネナデシコ。
サワギク。
センジュガンピ。
キタダケオドリコソウ。
キヌタソウ。
2021年7月22日。
北岳山荘~北岳~右俣~大樺沢~広河原。