平ヶ岳登山。
2021/9/21。
越後駒ケ岳に続いて、翌日は平ヶ岳です。
銀山平の温泉宿に連泊。
名物の杏仁子。
ウワミズザクラのツボミを塩漬けにしたものです。
美味しくいただきました。
早朝3時50分に宿を送迎バスで出発。
登山口まで1時間半かかります。
9月なので、そこそこ明るいうちに歩き出せました。
10月中旬以降になると、ヘッドライトを付けて歩くほど暗いなかので出発になります。
暗い森の中、可愛いお花を発見。
シュスランの仲間かな?
私が知ってる範囲だとアケボノシュスランに似てますが。
途中の急登の写真はすっとばして、台地の上に上がると平らな湿原。
まずは名物の玉子石に立ち寄り。
奥に見える池塘と湿原の混ざり具合は見事です。
この後の山頂へのルート上のどこよりも好きです。
ちょっとだけルートから逸れるこの玉子石ですが、景色も合わせて見ておかないと損ですよ!
多少の登り下りはありますが、前半とうって変わってのなだらかな道が続きます。
ツツジの仲間の紅葉。
見事ですね。
日差しは暑いですが、秋の爽やかな風のおかげで比較的歩きやすいです。
ミヤマリンドウ。
タテヤマリンドウよりも花期が遅いので、こんな時期の高標高の場所でも沢山残ってました。
オヤマリンドウ。
ジョウシュウオニアザミ。
上州が付くかどうか調べたことはありませんが、至仏山のお隣の山ですからきっと同じジョウシュウオニアザミでしょう。
オオカメノキの紅葉。
シラタマノキの実。
山頂へと続く最後の緩やかな登り。
お隣の至仏山。
右奥には上州武尊。
平ヶ岳山頂。
山頂感は全く無しです。
少し歩くと最高標高地点が別にあるのでお客さんはそこまで行ってきました。
燧ケ岳。
「右奥にもう一つ燧ケ岳みたいな形の山が有るのはなんですか」と質問されたので、
「栃木の山で有名なイチゴの品種の名前と同じ山ですよ」と言ったら、分からないお客さんも結構居ました。
女峰山。
イチゴは品種改良と競争が激しいので、いつの間にか女峰はもうメジャーなイチゴじゃなくなってたんですね。
下山開始。
進行方向には安達太良山とか飯豊山とかも見えて、お客さん大喜びでした。
ツルコケモモの実がいっぱい有りました。
ため息が出るほど美しい景色です。
隣に尾瀬があるわけですが「尾瀬の湿原より全然こっちの方がいい」というお客様が何人も居ました。
滅多に来れないというプレミア感も含めると、やはり感動はここのほうが大きいかも。
帰り道で正面に越後三山。
昨日登って来た越後駒ケ岳もくっきり見えてます。
2021年9月21日。晴天。
平ヶ岳。