遠方まで見えました。
2020/3/13。
13日の金曜日。
縁起が悪そうな日取りですが、山は晴天で登山日和。
リピーターのF夫妻がお天気の良い日を見計らってご参加です。
数日前も狙いすましたような晴天の平日に参加者がいらっしゃいましたが、最近の山好きな人はお天気が良いとお休みを取ってお申込みしたりしてくれます。
土日だけに偏らずに良いことだと思います!
今日のお二人は以前、私の案内で初めてスノーシューをして依頼、ウィンタースポーツにドはまりしてマイスノーシューまで購入して擦り切れるほどまで履きこんだそうです。
難易度の低い雪山には自分達だけでも登れるようになっているのですが、このコースは積雪状況によっては剣ヶ峰山の通過が危険かもしれないということで、ツアーに申し込んでいただきました。
晴天だけあって、遠くの山まで見えています。
谷川岳から四阿山までの稜線トレイル。
中央アルプスや南アルプスまで見えていたのに、うっかり撮影を忘れていました。
平日なのに登山者が結構多い!
「渋滞しそうですか?」と心配そうなFさんでしたが、さすがにこのくらいの登山者では渋滞という程にはなりません。
時々、剣ヶ峰山を北側に降りる岩場が渋滞しますが、途中の稜線の大半は休憩したりすれ違ったりするスペースが十分あります。
沖武尊の山頂も広いですしね。
剣ヶ峰山の最初の急斜面を上がると、広い肩の部分に出てその後に細い山頂に登ります。
沖武尊をバックに、2020mの剣ヶ峰山山頂に立ちます。
通過後に振り替えると、あんなところ降りてきたの?って驚く人も居ます。
風雪で曲がって育ったコメツガの木に、荒々しくこびりついたエビの尻尾。
稜線は、なだらかな部分も有れば細く切り立った部分もあります。
起伏に富んで飽きない登山ルート。
山頂直下。
夏道は右手を巻いて行くのですが、冬道は左手から巻いて行きます(偶に、右手の夏道で上がった人のトレースも付いていますが)。
最後の急登を上がれば、武尊神社ルートからの稜線に合流です。
稜線に上がれば尾瀬が見えます。
燧ケ岳と至仏山。
平ヶ岳と越後三山。
そのまま山頂へと向かいます。
この稜線は北風が直接当たるので、エビの尻尾が凄いです。
山頂で記念撮影。
お天気は良いですが、やはり北風が冷たい!
お昼ごはんは少し標高を下げてから食べることにして下山開始。
下山中も、記念写真は各所で。
一度大きく標高を下げてからの登り返し。
このアングルは後方の沖武尊がかっこいいですね。
今日は遠くの山脈も見えていたので、切り取ってピックアップしてみました。
白馬岳。
ちょっと見えづらいですが、左の奥に立山。その右側に鹿島槍。
谷川岳よりも標高が高いので、北アルプス方面が良く見えます。
2020年3月13日。