個人貸切で一ノ倉へ。
2016/2/08 月曜。
今日はお客様お一人で一ノ倉へ。
貸切と言っても、別に貸し切りで予約を受けたわけではなくて、たまたまお客様が一人だったからです。
大阪からお越しのひでちゃん!
最小開催は二名からとなってますが、私が予定が空いていればお一人様でも普通に開催しています。
「まっちゃんとひでちゃんでABブラザーズですね」と思ったけど、さすがにABブラザーズは通じませんでした。
スタートしてすぐに、オコジョの足跡。
国道からすぐにオコジョの生息地があるっていう所は、関東でもなかなか無いと思います。
マチガサワを超えて一ノ倉を目指す。
一ノ倉の岩壁の写真を見て、思わず申し込んだと言うヒデちゃん。
今日が、ここ数日の中で最もお天気が良い日なので、まさに好都合。
でも高気圧が小さいのできちんと晴れるのは日中の短い時間。
そのチャンスを逃さないように、あまり時間を掛けずにスタスタと一ノ倉を目指します。
朝は雲が一面にかかっていたのに、もう堅炭岩の辺りから徐々に雲が薄くなっています。
土日に来ていた大量のスノーシューハイカー達の踏み跡のおかげで、普段より一時間以上早く一ノ倉沢との合流部に到着。
普段ならここで折り返すんですが・・・今日は無駄話せずに急いで来たので時間が余ってます。
291沿いの一ノ倉出合いを目指して移動。
キツネの足跡。
爪先を引きずった跡が残ってます。
スノーシューでもそうですが、足を必要以上に上げると疲れるし筋肉痛のもとになるので、キツネも必要以上には上げ過ぎないのでしょうか。
以前に来たお客さんが「これはキツネが尻尾を引きずった跡だと他の地域のガイドさんから教わった」と言ってましたが、私はキツネが尻尾を引きずった跡は見たことがありません。
尻尾の先が雪に付くことはあると思いますが、ネズミみたいにしっかりした尻尾跡って付かないと思うんですが実際はどうなんでしょうね。
一ノ倉の岩壁に到着。
ここに来るまでの間にも、ぐんぐん視界がよくなってきました。
一ノ倉の絶景ポイントでお昼ごはん!と言いたいところですが、絶景ポイント正面からは少し外れたところでランチ。
理由はいくつかあります。
沢の正面は、曲がりなりにも雪崩の可能性があるのでそこでランチタイムのような長時間居座る真似はしないこと。
とか
絶景ポイントでは皆がそこで眺めたり写真を撮ったりしたい場所なんだから、そこでご飯を食べると次に人が来た時にお邪魔になってしまうだろうという気遣いです。
ご飯を食べている最中に、今日一番の晴れ間。
雲が濃くなったり薄くなったりしながらの、一番いいタイミングです。
すかさず、写真撮影しなおし。
帰り道、谷川連峰馬蹄形が綺麗に晴れてきました。
七つ小屋山。
北側がこれだけ晴れているのに、西側に当たる一ノ倉はもうガスに包まれてしまっていました。
急いだ甲斐があって、一番良いタイミングで一ノ倉を見ることができてよかったです。
普段は使わないR291沿いで戻ります。
後ろには谷川岳。
積雪量が多い時には雪崩や滑落の心配な箇所があちこちに有るので、ここを通ったりはしませんが、
今年は異例の少ない雪なので、ここを通ることができます。
念のために用心しながら歩く箇所が幾つかはありますが、それでもほんとに念のため程度です。
誰かがテント泊した形跡を発見。
雪少ないので最後はスノーシューを脱いでゴール!
ヒデちゃん、お疲れ様でした!・・・と思ったら「もし空いてたら明日もお願いします」と言うことになったので、明日もまたヒデちゃんとスノーシューです。
2016年2月07日
一ノ倉スノーシュー。