水上/スノーシュー

スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

ひな祭りの日に一ノ倉へ

今度は団体さん貸しきりで一ノ倉へ。

2018/3/3。

 

昨日は、リピーターさんのお一人様貸切でしたが、今日は団体さんの貸し切りでした。

アウトドア同好会

アウトドア同好会の皆さん。

久しぶりの好天気なので、一ノ倉沢コースへ向かいました。

 

土曜日に凄い人数が歩いたんだろうな~というラッセル跡。

今日のスタート前も、大勢の車が停まってました。

新雪あり

しかし、いくら歩き易くても他人の踏み後ばかりではつまらないので、新雪を踏みしめて歩く寄り道も。

 

前回に比べると川の水量が増えているので、スノーブリッジ(雪の橋)が落ちてしまって渡れなくなっている箇所が増えました。

渡れなくなってると気づかずに、結構歩いてから引き返してる人もチラホラ見かけました。春の景色の一つです。

うさぎのあしあと

兎の足跡を発見。

 

休憩小屋

休憩小屋が有るところまで来ました。

屋根の出方も増えてますね。

谷川岳

谷川岳!久しぶりの文句無しの晴天です。

 

集合写真

マチガサワを渡り、武能岳をバックに集合撮影。

ここで、奥のほうを見て「あ、雪崩跡の大きいのが有る」と発言する私。

雪崩跡

アバランチシュートと呼ばれる、厄介な雪崩発生箇所の一番中央の部分です。

川を全部埋めて、こちらの岸まで届いてますね。

10年ちょっと前に大きなホウ雪崩が起きた時は、反対側の斜面まで駆け上がって森をへし折りました。

今日はホウ雪崩は起きませんが、通常の湿雪の雪崩でも川を挟んでこちら側まで、大きなブロックが飛んできます。

「一度雪崩が起きた後だとはいえ、上に少し雪も残ってるし、隣のシュートではまだ雪崩が発生する前だから近づかないようにね」と注意する私ですが・・・

平然とそちらに行ってしまう、今日のアシスタントを頼んだガイド暦50年以上のスノーシュー仙人。

まあ、ガイドなので自己責任で(汗。

お客さんに真似されちゃうと嫌ですけどね。

 

一ノ倉岳

それまで森に隠れていた一ノ倉岳が見えてきました。

 

一ノ倉ポーズ

皆で記念撮影。

もう少し、来るのが遅くなると逆光気味になってしまって良い写真が撮れないのですが、早めに来れてよかったです。

 

雪のテーブル

雪のテーブルを作り、お昼ご飯。

テカテカ

ご飯を食べてる間に、もう逆光になる一ノ倉。

横から日が当たると、一昨日の雨のせいもあってテカテカの斜面になってます。固そう。

さぶるさん

佐武流山(さぶる、さぶりゅう)。

この北に苗場山があるのですが、今日は新潟側がずっと雪雲の濃いのに包まれていて見えません。

崩落

雪面の下を水が流れている場所が、崩れてました。

崩落跡

まあ、ここは雪面下の水流に合わせて僅かにへこんでいる場所なので、間違って踏んでしまう人はまず居ません。

雪と木陰

誰も踏みしめていない新雪の上に落ちる木陰。綺麗ですね。

 

雪庇落ち

雪庇落ち遊びをする場所。

下に溜まっている雪が固かったり湿気を帯びていたりすると足首を捻ったり痛くする可能性があります。

まず、私が試しにやってみて・・・ラッキーなことに下に柔らかい雪が貯まってたので、みんなにゴーサイン。

雪庇

豪快に落ちました!

氷瀑

氷瀑。

今立っている場所の上に有った氷壁は、全部剥がれ落ちたので少し安心。

陽気が良くなってくると、上から落ちてくる心配、足元が抜ける心配など増えてきます。

スノーシュー仙人

私が「そっちは危ないから行かないでねー」とお客さんに注意してる方にヒョイヒョイと歩いていくスノーシュー仙人。

まあ、仙人様なので好きに動いてもらって大丈夫です。

ゴール

ゴール!アウトドア同好会の皆さん、お疲れ様でした!

 

2018年3月3日。

一ノ倉沢。

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ツアーレポート

ハッピースノーシューのトレッキングツアーの記録、レポートのページです。群馬県みなかみ町(旧水上温泉)。

一ノ倉コース

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