リピーターさんと一ノ倉コースへ。
2018/3/7。
先月、雨呼山へ行ったチエさん(愛犬連れ)が、今回はお友達を連れてまた来てくれました。
チエさん、ミサさんとラズとポム。
一ノ倉が希望だったけど、前回は猛吹雪でこのコースに来るどころではなかったので、雨呼山になりました。
今回はそのリベンジです。
今日は文句なしの晴天だから大丈夫。
最初の沢、西黒沢を渉るスノーブリッジが3つあったうちの二つが気温と水の流れの落ちてしまいました。
最後のルートで移動。
新雪が薄く降り積もった後の晴天。
真っ白な雪の上に木の陰が落ちて綺麗です。
人が歩くルートのすぐ近くに有る、小さな丘。
『同じ位の背丈の小さめの木』が並んで生えてたりして、可愛い小さな丘です。
登った跡や、ソリ遊びをした跡が沢山付いてます。
でも、定番の雪崩ポイントです(この写真は何年か前のもの)。
同じ背丈の木が並んでて、あまり大きくならない理由は数年毎に雪崩でへし折れて、そこからまた生えてくるからです。
へし折れるのが数年毎だから、大丈夫かと思う人も居るかもしれませんが・・・雪崩は毎年発生してます。
雪崩ポイントに生えている木は、若木のうちは雪崩がきてもビヨ~ンと曲がって雪が融けたらまた元通りになるから折れないだけです。
10数年ほど経って、立派に成長して曲がる機能を失ったらまたへし折れます。
生後半年ちょっとのポムちゃん。
凄く元気です。
鳥の巣が落ちてる!と思って、みんなで見に行こうとしたら・・・
ポムちゃんが先に走っていて踏みつけて分解してしまいました。
谷川岳がくっきりはっきりと。
マチガサワです。
マチガサワの渡渉点はしっかりとしたスノーブリッジになってました。
チエさん、昨年は個人で入ってきてこの渡渉点が分からなくて戻ってしまったそうです。
そういえば、昨年はスノーブリッジが出来てなくて川の中の石の上をスノーシューで渡ってました。
ここから先は雪崩の巣の連続(今までは雪崩ポイントが幾つか点在)。
雪崩6兄弟のうち、2,3,4が雪崩れてますね。
人が歩くコースの川の反対側に有ります。
川を越えて問答無用で届いてくるのは4番目くらいなので、他はまあ雪の量とか雪質見ながらですね。
雪崩6兄弟のポイントを過ぎて、目的地に到着。
ゼニイレ沢の上の方は、霧氷になってます。
記念写真を撮って、林の中でお昼ご飯。
雪が締まってて早く歩けるので、そのまま先を目指します。
一ノ倉沢沿いに遡上。
こちらも何箇所か雪崩ポイントがあるので気をつけて。
とか説明しながら歩いてたら、雪崩が起きてました。例のS字カーブのところですね。
通常の積雪量だったら、人が歩く道の右半分くらいまでしか埋まらないので、ちゃんと左側を通りましょう。
雪の量が多い、もしくは読めないから心配だなーと思ったら,S字カーブに入らずに、もの凄い急傾斜だけど左側の斜面を上がって道路に出ましょう。
私は、そんな心配だなーって思う時にはここには上がって来ませんけど。
一ノ倉の岩壁、間近まで来ました。
写真を撮ったり、眺めたりして満足したら折り返し。
国道沿いに戻る人も居ますが・・・今の状況は道路を通過する雪崩が何箇所もで発生するから、ちょっとそっちは行けないですね・・・。
ワンちゃん二人が何か発見。
真ん中に穴が空いてる雪のリング!
集合写真で、ポムとラズがこっちを向いてる写真が中々撮れなかったので・・・こんな時の必殺技「歩いてる最中の写真を撮る」。
確実にこっちを向いてます。
マチガサワの手前にある、休憩小屋の屋根の上。
雪が融けると石が出てきます。
川の反対側の松の木沢からのホウ雪崩で運ばれてくる石です(ホウ雪崩限定)。
ホウ雪崩の調子が良いときはコブシよりも大きいのが散乱してるんですが、今年は小降りの石がちょっとだけでした。
ゴールです!
皆さんお疲れ様でした!
2018年3月7日。
一ノ倉沢。