半日コースで。
2019/02/22。
今日は特別貸し切りコースで開催です。
スノーシューを一度体験をしてみたいのだけど体力が不安というお客さんの要望で、貸切にして「行けるところまで行って無理なく帰ってくる」プランです。
一番平坦な、湯檜曽川沿いを選びました。
多少の起伏は有りますが、歩き易さと歩いてみての面白さとが両立できます。
テンの足跡。
気温が上がって雪面が水分を帯びた後に、気温が低下して硬くなり、その上に粉雪が薄くまぶされた状態です。
足跡の型がくっきり浮き出る、ベストな雪質。
テンの足型は実際にはこの位の大きさですが、深い雪に突っ込んだ足跡は凄く大きく見えます。
さらに気温が上がると足跡の穴が広がるので更に大きく見えます。
ユビソヤナギ。
花芽の殻が取れて綿毛が出ています。
ビュースポット。
谷川連峰の馬蹄形稜線が見えてます。
武能岳。
とんがってて目を引きます。
ドタドタと歩いた感じの動物の足跡。
キツネかなイヌかな~と迷いながら、足跡を追っていくと。。。
これだけ綺麗に一直線に歩けるのだから、キツネですね。
これだけだと状況証拠ですが・・・
キツネみたいに綺麗に歩く特訓をした犬かもしれませんしね(無いと思いますが)
肉球や爪の跡が残っている足型発見。
真ん中の指2本と、左右の指が前後にズレて細長いのでキツネ確定ですね。
だいぶ歩いてきました。
この後は、大きく下がって帰りはまた登らないといけないので、ここで折り返し。
自然観察しながらゆっくり戻りましょう。
ブナの木に残った、クマの爪あと。
小さな足跡。
オコジョかなどうかな・・・
ネズミっぽい気もしますね・・・。
もっとアニマルトラッキングして白黒つけたかったですが、ツアー中だとなかなかそうも行きません。
水を飲んでる足跡が!
微妙に足跡が整ってないけど、なんの足跡かな~と近づいてみました。
恐らくタヌキの足跡。
タヌキの足型は小型犬のものと区別が難しいですが・・・歩き方もタヌキっぽいですし。
早朝の新雪の上に、飼い主の足跡が無くてイヌの足跡だけあるのは不自然。
このコース入り口に住んでるラッキー君はいつも放し飼いされてるので、ここを勝手に歩いてますが・・・
こんなに足型が小さくないので除外です。
ゴール間近で野鳥のゴジュウカラ。
コンパクトデジカメでこんなにアップで撮れるチャンスは少ないのですが、
出血大サービスですね。
木の穴に顔を突っ込んで、何かを咥えてる?
明らかに何かを咥えて取り出しました。
そういえばゴジュウカラは貯食と言って、冬の前に食べ物を隠す習慣がありましたね。
頑張って歩きとおしていただきました!
お疲れ様でした、しいなさん!
2019年2月22日。
一ノ倉沢コース。