一ノ倉沢。
2019/03/20。
平日に好天気が続き、お客様のお申し込みが続き、連日の一ノ倉コースです。

お一人参加のお客様が二人集まりました。
平日だと、マンツーマンでひっそりとガイドすることも多いですが、2人になるだけで賑やかですね。

ユビソヤナギの冬芽と青空。

新潟と群馬を分ける谷川連峰の山脈を背景に撮影。
ヒロカワさん、この山脈の向こう側の新潟県からのご参加です。

川の中州歩きから、登山道に戻って移動。
10年以上前は、川の上でもっと先まで行けたんですけどね。

マツノキサワの雪崩跡。

谷川岳をバックに。

雪解けで増水してる川と雪山。

ヤナギの花芽。
10年ちょっと前に、雪崩れで森が消えてユビソヤナギの若木が並んでるポイントです。

その、森を吹き飛ばした張本人の雪崩ポイント。

目的地、一ノ倉沢が近づいてきました。
後方に広がる、谷川岳馬蹄形稜線が美しいですね。

岩壁に到着!

衝立岩の辺りをアップで見てみると・・・周囲の雪面が雪崩落ちてますね。
そんな話をしていたら「ガラガラガラー!」と大きな音が・・・。
咄嗟に目をやると、一ノ倉岩壁の一部で雪や石が落ちているのが見えました。
この距離から認識できるくらいだから、相当な大きさだと思います。

お食事中。

折り返しながら、一ノ倉沢の向かいにあるゼニイイレ沢を眺める。

ヒメヤシャブシの実。
種子が一個だけ左に落ちてるのが分かりますでしょうか。

大きなトチノキが生えている森。

斜面に動物の足あとが二種類。
古い足あとで状態がよく残ってませんが、跡を追って確認したらテンとカモシカでした。

ネジの様に巻かれてるブナ。

ツルに巻かれて変形した後に、普通ならツルに巻き枯らされてしまうのですが・・・
逆にツルを挟み込んで絞め殺して勝利したんですね、これ。

リスが食べ物を貯めている穴を覗いてみたら…
中身が入っているブナの殻が有りました。
左上に、中身入りが有るのが見えます。

兎さんのフン。

岩盤から水が染み出している雪崩ポイント。
もう雪が全部落ちたので安心ですが、雪解けの中から小さなフキノトウが顔を出してました。

お二人とも、今日はご参加ありがとうございました!
一ノ倉沢コース。