貸し切り一ノ倉。
2020/01/20。
平日貸し切りで、一ノ倉沢特別コース。
特別と言っても、集合時間を遅らせての開催です。
なんと仙台からの日帰りのお客さん!
始発で来ても、通常より一本遅い便での到着になります。
平日で他にお客さんも入らなさそうなので、相談してお受けしました。
土合口の湯桧曽川。
マチガサワの休憩所のトチノキの前。
下半分が太くて上に細い枝が並んでますが、その太い幹の部分は大雪の時はここまで埋まります、というラインです。
マチガサワの徒渉点。
雪が少ないと水の流れの上を渡るのが例年大変なのですが...
沢の流れが変わったのか、雪の橋が無くても殆ど靴を濡らさずに渡れました。
タラノキ。
冬芽の部分が綺麗に剥ぎ取られてます。
誰かがスノーシューで踏んで取れたわけではなくて、動物が齧りとった感じですね。
オニグルミの葉痕(葉っぱが落ちた痕)。
『羊の顔』って呼ばれてます。
駅前はそこそこ良いお天気なのに、コースを奥へ進むにつれて、ちょっと吹雪気味になりました。
一ノ倉の岩壁!。
うっすらと奥に見えてます。
お弁当を食べて歩き出すと...
一ノ倉沢の向かい側に有る、ゼニイレ沢。
僅かに青空が広がってます。
『こっちが一ノ倉ってことで良いわ!』と記念写真。
ツルアジサイ。
サルノコシカケ(きのこの仲間)の上に雪が積もってました。
写真で見ると現場での感動が伝わりにくいですが...
この木はひときわ大きなトチノキで、生えてるキノコも猿どころか人が座れるほど大きいんです。
ユビソヤナギの花芽が雪の下から顔を出してました。
今日のお客さんが感動した、ツルだらけの木。
途中からハイキング道を外れて少し脇の森に入ると、お手入れされていないのでツルが凄くて野性味の溢れた感じになります。
降っているのは雨では無くて雪ですが、気温が高いので苔に付くと凍らずに水になっていました。
熊が木に登って、食事の為に枝を折った跡。
熊棚と呼ばれます。
ちょっとした段差は、歩いて降りるよりもお尻を付いて滑ったほうが安全だったりします。
雪の上にこれが沢山落ちてました。
ツルウメモドキの実が食べられた痕。
木の上を見ると、ツルウメモドキの実が沢山成ってました。
暖冬と言いつつも、こんなに雪が有ってスノーシューが出来るなんてやっぱりみなかみ町は凄い、と喜んでもらえました。
西黒沢の氷瀑も少しずつ出来上がってますね。
どんどん成長していくのが楽しみです。
2020年01月20日。