雪はまだだけどスノーシュー?ツアー。
2020/12/11日。
例年より冬本番が遅い今年。
スノーシューのガイドのお申し込みが、割と早めに有りました。
お申込みが有った時に、今年は雪が降るのが遅いのでスノーシューを履かないでアイゼンやツボ足(何もつけない雪歩き)になると説明したのですが…
まさにその通りの状況になりました。
今日のお客さんは、スノーシューで歩きたいわけでは無くて谷川岳の自然解説ガイドを聞きたいというご依頼だったので、雪が無いけどガイドをさせていただきました。
この時期になると、ガードレールや看板などは全て外されています。
冬の間に雪で壊れてしまうからです。
マチガサワから望む谷川岳山頂。
堅炭尾根と武能岳。
木々が葉を落としたので、普段は見えづらい角度の山脈も良く見えます。
目的地、一ノ倉沢出会い。
駐車場の公衆トイレも閉鎖です。
様々な設置物が全て冬季の撤去をされてますが、この岩壁の見取り図の石板はそのままです。
頑丈な石造りなので、冬でも大丈夫。
対岸の笠ヶ岳。
ブナの木の根に挟まれた穴。
どんぐりが入ってました。
動物が冬に備えて隠したのか、偶然落ちたのか。
森とブナの根っこの解説をしたりとか。
ツルアリドオシの実。
この時期は、花も無く、紅葉も無く、昆虫も居ず、で『自然解説で何を話すんだろう?』と不思議に思う人も少なからずいると思いますが、
森と言うのは一年を通じて、季節に合わせて何かしら面白いものが有るものです。
今日のお客様は開始後20分くらいで「この時点で凄い楽しいです」と言っていただきました。
2020年12月11日。