新雪と晴天です。
2021/2/6 一ノ倉。
土曜日に良い天気になるという予報を見て、予約してくれたお客様がいました。
一ノ倉コースをご希望と言うことで、土合に車を停めて歩き出します。
トンネルを抜けるとそこは、雪国だったというフレーズで有名な清水トンネル。
一日に5~6本くらいしか停まらない電車に遭遇。
先日に降った新雪で綺麗に真っ白に埋まった雪の森。
ひときわ大きなトチノキ。
ユキクロカワゲラ。
ウリハダカエデの幹。
キツツキの仲間が空けたと思われる巣穴。
マチガサワ手前の広場。
お客様二人は、マイスノーシューご持参のベテランです。
奥には、マツノキ沢の雪崩跡。
マチガサワから望む谷川岳。
通常はここで登山道から逸れて、渡渉して川沿いに進むのですが…今年は川の流れが変わって、その先にだいぶ進んだ所で、水流に阻まれて渡渉が難しくなっています。
数日前に行ったガイド仲間の情報では、ガイドが渡れてもお客さんは無理だろうと聞いていたので、渡渉ではなく夏道沿いにルートを取りました。
渡渉にチャレンジした人達は、かなり進んで後に行き詰ってみんな戻ってきてました。
一ノ倉の岩壁。
見事に輝いてます。
アップで。
ランチタイム。
お客さん、なかなか便利なコッヘルセットを持ってました。
お昼も過ぎて太陽の位置が低くなっていくと、木々の陰が更に伸びていきます。
気温が上がって、枝の上の雪解け水がブナの木の幹を流れてます。
樹幹流のところだけ、地衣類が緑色になってます。
冬でも光合成はしてるんでしょうか。
カラマツの木に、小さめの動物が登ったっぽい跡。
剥がれた樹皮が幹の下に落ち、枝先の下には何かを食べたっぽい跡が落ちてました。
帰路、山脈に日陰が出来て更に美しくなってます。
真冬でも湧き水が流れて積雪を溶かす場所。
フキノトウが例年よりかなり早く顔を出してます。
今年は暖冬ですね。
西黒沢の氷瀑。
昨年の土砂の流入で川底が浅くなり、滝つぼの近くまで行きやすくなりましたが…
奥まで行くと、上から大量の雪が落ちてくる箇所があります。
そこは気を付けないと危険です。
そこ以外にも、小規模に落雪してくる危険はありますので、滝を見に行く際にはくれぐれも注意してください。
2021/2/6 一ノ倉。