一ノ倉沢(湯檜曽川)。
2021/3/15
リピーターさんが今年も遊びに来てくれました。
過去、ご希望して居たこの一ノ倉コースは天候や、雪解けのせいで他のコースに差し替えになっていましたが、今回は念願の一ノ倉沢コースです。
Iさんご夫婦。
全日にみなかみ温泉に泊まって、体調も万全でスノーシューに臨みます。
コースに入ってすぐの西黒沢の渡渉。
前回渡ったスノーブリッジが写真の上の方に見えてますが、落ちています。
今回は一段下流側のスノーブリッジで渡りました。
沢沿いの雪解けからフキノトウ。
ブナの老木と撮影。
松の木沢の雪崩あと。
今年は結構なボリュームだった為、雪崩のブロックがこちら側まで届いてます。
今は地形が変わってしまって無くなりましたが、こちら側の岸の一段低いところに平地が何年か前まで有りました。
そこでバーベキューをしていたグループが居たのを見た時はびっくりしました。
マチガサワの渡渉が今は出来なくなっているので、夏道に上がります。
夏道を登ったところのブナの木の根回りから穴が開いています。
川沿いより一段高い所にある夏道。
一段上がったということは、一段また降りないと行けません。
雪の状態がふかふかならば雪をクッションにして降りて行けるのですが…今日はベシャベシャの雪質。
ちょっと怖い段差のところはロープを使って降りていただきました。
お目当ての一ノ倉が近づきましたが、お昼から晴れる予報(谷川岳山頂天気予報)ですが、なかなか晴れてきません。
今日はお湯を沸かしての、ゆっくりお昼ごはん。
休憩がてら、じっくりと晴れるのを待ちます。
ご飯中に、オオタカの鳴き声が聞こえてきました。
木の枝にとまっているカラスを追い払おうとしてるようですが、カラスがまったく動じていない為に、大鷹がずっと飛び回って威嚇していました。
すっきり快晴というわけにはいきませんが、多少は岩壁が見れてきました。
晴れてきて、ちょっと暑いくらいになりました。
マチガサワから望む谷川岳。
ニホンカモシカのフン。
ほかほかと匂ってました。
夏にはイワナも泳いでいる沢。
カモシカが水を飲みに来たのか、降りた足跡が有りました。
湯檜曽川の上に移動して振り返ると、谷川連峰馬蹄形の山脈。
あちこちに、立派な老木が有ります。
トチノキに出来たサルのコシカケ。
サルのコシカケに腰掛けてみました。
昨年、一昨年とも積雪が浅くて、このコシカケに肘を掛けて写真を撮っていました。
今年はけして大雪では無いのですが、それでも昨今の暖冬小雪に比べれば雪が多いです。
2021年3月15日:一ノ倉沢スノーシューコース。
2021/2/16 水上町湯檜曽川沿いマチガサワ。