一ノ倉沢コース。
2022/4/10。
今年は雪が多かったので、4月になってもまだまだスノーシューが出来ました。

リピーターのご夫妻。
この時期はスノーシューが出来るかどうか不安になる人も多いのですが、水上町の雪の多さを知っているのか、迷いも無くお申込みいただきました。

雪が落ちやすい急斜面ではフキノトウなど、春を感じます。

ショウジョウバカマ。
雪が落ちて咲いているのは、入口の一か所だけでした。
この先、雪が減れば咲く箇所がどんどん増えます。

大木の周りから雪が溶けて春が始まります。
この根開きの穴を良く見ると…

早春の花、キクザキイチゲが咲いてました。
流石にまだ早い時期なので、咲いてるのは一輪しか見つけられませんでした。

トチノキの芽が芽吹きはじめました。

休憩小屋の屋根もやっと顔を出しました。
手前の横になっている木は、対岸からの雪崩で折れたものです。

屋根の上に乗っている丸い石。
山の斜面の石は尖っていますが、これは川底に転がっている丸い石。
対岸のホウ雪崩で川底の石が巻き上げられて、ここまで上がってきていると考えられています。

マチガサワから谷川岳をバックに撮影。

とうとう雪の橋も落ちましたが、スノーシューを履いてれば、足を濡らさずに渡れるくらいの水量でした。

無事、渡渉完了。

ユビソヤナギの花が咲いています。

ホウ雪崩で無くても対岸からの雪崩が届く場所。
ゼニイレ沢もブロック雪崩が対岸まで届きますが、ここは人が歩くルートに選びやすそうな所まで届くので厄介です。

一ノ倉の岩壁が綺麗に見えています。

トチノキの根元、ここからも春が始まってますね。

復路、川の中州に降りてみました。

河畔林に多いハンノキの実。
指先についてるのが小さな種子。
鳥や動物が活発に活動してるのか、花芽や種子が沢山落ちてました。
2022年4月10日:快晴。
一ノ倉沢スノーシューコース。