一ノ倉コースとウサギの足跡。
2020/2/20。
平日、直前の飛び入りご予約でお一人様がいらっしゃいました。
歩くのに自信が無い初心者ということで、平坦な一ノ倉コースへ
。
今日は午前中は良いお天気。
午後は少しずつ悪くなっていくけれど、急激に崩れるほどではない感じです。
初心者の人とゆっくり行って帰ってきても大丈夫。
水が染み出す岩肌の部分、ほとんど氷がなくなりました。
良く見ると、ツララの右の岩陰にふきのとうが一つ出ています。
暖冬ならではの景色ですね。
新雪の上にテンの足跡。
良く見たら、テン2匹分の足跡があちこちにありました。
雪の上に何か落ちてました。
シデ類の種子ですね。
この辺りでこれを見かければ、ほぼクマシデの種子なのですが…
私は見かけたことはありませんがサワシバという近い仲間の種子が似てて厄介だそうです。
念の為に果穂を分解してみました。
クマシデですね。
冬には小鳥たちが良くつついています。
林を抜けて、山が見える位置までやってきました。
まだ距離があるのですが…晴れているのは今のうちだけなので先に写真を撮っておきました。
マチガサワに到着。
ほんのちょっとの時間でもう曇ってきました。
さすが天気が変わり易い谷川岳。
ウサギの足跡。
マチガサワを渡って、一ノ倉沢を目指します。
ユビソヤナギの花芽。
真冬は殻に包まれているのが、どんどんと剥がれていってます。
まだ2月なのに、殻を取っちゃって大丈夫かな?と心配になります。
一ノ倉沢が近づいてきました。
真正面になる前に、ちょっと斜めから写すと、山脈が長く写って良い感じです。
正面から、一ノ倉岩壁。
曇り空にはなりましたが、壁が見えてよかったです。
この後は、お昼ごはんを食べて休憩。
折返しスタート。
ヒメヤシャブシの花芽。
ウサギの足跡と、枝を齧った跡とフン。
ウサギのおしっこ。
今日はウサギの生活の跡がたくさんありました。
マチガサワまで戻って振り返ると、稜線の上には雲がかかっていました。
歩くのに自信が無いと言ってたお客様ですが、自分がこんなところに見に行けるなんて、と喜んでいただけました。
また遊びに来てください。
2020年2月20日。