大幽洞窟。
2019/03/7。
平日ですが、湯檜曽温泉にお泊りのお客様と一緒に大幽洞窟コースへ。
一ノ倉コースを希望だったのですが、あいにくのお天気だった為、変更にしました。
定番のスノーシューアピールポーズで写真を撮って、スタート。
雪質が締まってて歩き易いのと、お二人は登山をしてて健脚なので、あっというまに分岐点へ到着。
これだけ時間があれば、色々と見て回れますね。
ツルアジサイのドライフラワーが落ちてました。
普通は花を見つけてから、どの木のものでしょう?という流れになるのですが・・・
今日のお二人は山とか木のことが好きらしくて、先にツルアジサイの樹を見つけて質問して来ました。
前日に降った雪もラッセルが要らない位の量だったのですが、ここに来ると一段と積雪が増します。
ということで、雪遊び。
大の字からの、天使の羽作りです。
今までとの積雪量の多さ!
ここは、大雪が降った時に敗退することになるポイントでもあります。
雪の降りのレベルが変わる場所です。
サンゴのようなものが落ちてました。
ミズキの実がついていた柄の部分です。
樹の真下に何個も並んで落ちていたので、風で飛んで落ちたわけではありません。
切り口がカッターで切ったみたいになってますしね。
木の上で鋭い歯を持つ小動物。
樹上生活のげっ歯類の仲間でしょう。
ムササビ、モモンガ、リス辺りでしょうか。
洞窟下の目印になる古木。
入ってみました。
古木のウロが雪に埋もれて、神秘的ですね。
氷筍が健在です。
この後、寒波が何日かやってくるので、まだまだもちそうです。
洞窟内部と一緒に撮影。
外から撮影。
さて、次は洞窟から降りる下り道。
ベシャ雪で足元がくずれやすいので・・・
私は歩いて降りましたが、お客さんにはお尻で滑ってもらおうと思ったら・・・
「お尻滑りは恐いから、歩いて降ります」とお客さん。
「歩いて降りたほうが、結構大変な目に遭いますよ」と説明。
大変な目に遭いました。
雪が深いので、痛くはないですが、雪まみれです。
余裕の表情で笑ってますね♪
よっしーはスノーシュー経験者なので、尻セードも見事なものです。
お尻すべりの方が楽だと悟ったユウちゃん。
サワグルミの実。
雪質が悪い時には、あまり行かない難易度の高いルートを通って降りてきました。
二人とも凄い姿勢が良くなって、かっこよく歩いてます。
トチノキの冬芽。片方が齧り取られています。
カモシカが良く食べているのですが、この食痕はウサギさんですね。
重いベシャ雪の斜めトラバース下り坂。
体制を崩しやすい箇所ですが、体幹とバランスが安定してます。
雪山を歩くと、夏の登山も歩き方がよくなると言われてます(私が勝手に言ってるだけかも)
厳冬期は9割がた埋まっていた沢も、だいぶ顔を出し始めました。
ランチタイム。
私がご飯を準備している間に、お客さんに雪の椅子を作ってもらいます。
食事中~。
ヤマブドウの実が落ちてました。
一見、実が沢山残っているように見えますが・・・全部なくなってます。
皮は残して、部分的に穴を空けて中身だけなくなってます。
丸飲みできない大きさの小鳥の仕業かな?
ゴール直前にニホンカモシカの足あと。
今日は古い足あとばかりでしたが、これは今日の降雪分すら上に積もってない、真新しいものです。
う~~ん、ニアミスだったかな。
カーブミラーで記念写真。
温泉旅館にお泊りの方達でしたが、恐らく旅館にもスノーシューパックの業者さんがあると思います。
事前に私のホームページを見て、ハッピースノーシューでお願いしますと旅館にご相談していただいたそうで、非常に嬉しかったです。
また来年、もしくは来月お待ちしてます!
2019年3月7日。
大幽洞窟のコース。