久しぶりの新雪でした。
2020/2/2。
最近お一人様のお客さんで開催することが多かったですが、今日はお客さんが3人。
とは言っても、それぞれお一人参加の皆さんが集まって三人です。
最初はお一人様で開催するかもと思ってたら、日付が近づいてから、次々お申し込んでいただいて賑やかになりました。
お一人での個人参加のお客様が得意なハッピースノーシューです。
雪がシンシンと降る中スタート。
カラマツ林のツルアジサイ。
すぐ隣に、イワガラミ。
深夜に降った雪で埋まりそうになっていますが、狐の足跡。
深い雪の中で、これだけ綺麗に真っすぐ均等に歩けるのはキツネならではですね。
サワグルミの葉痕。
にっこり笑った顔みたいです。
トチノキの冬芽。
カラマツの落ち葉がくっついてます。
昔使われていた、炭焼き釜の跡。
もうちょっとで完全に埋まります。
木の根元にオコジョの足跡。
新雪が降り続き、小さな足跡はみんな消えてしまってますが、斜面に横方向に曲がった木の根元は雪が積もらずに、
ちょっと前に歩いた跡がしっかり残ってました。
洞窟の直下までやってきました。
ここまでは朝一番に来たらしい他のグループのラッセル跡で楽が出来ましたが...
ここからは別のルートを通ったので、自力ラッセルです。
洞窟まで沢地形を直登する人が多いですが...
初心者の参加者には急斜面の直登はキツイですし、沢地形のど真ん中を長時間まっすぐ登るのはあまり気持ちが良くないので、横から迂回ルートを通ってます。
急がば回れ!
洞窟に到着!
氷筍もすくすくと伸びてますね。
50cm~1m近くのものまでサイズは様々。
写真で見ると小さく見えるらしく、皆さん実物見て「思ったより全然大きい!」ってびっくりします。
今日は一眼レフを持ってきている、写真が趣味の人が二人も居たので、ゆっくり撮影タイムを設けました。
おかげで私も、いつになく写真を沢山撮ってます。
一眼レフの撮影は時間がかかるので、その間に洞窟の外でランチを準備。
ちゃんと、人が来ても邪魔にならない端っこで作ってますよ!
普段は洞窟ではランチをしないようにしてるのですが、今日は一眼レフ撮影で時間がかかるので、ここで準備して食べることにしました。
後ろから他のパーティが来る気配が無かったので大丈夫だとは思うのですが、「もし下に人が来たら上がってくる前に避けますよ!」と言ってお食事タイムに入ります。
うどんを配り終えて後ろを振り返ったら、オマタさん立ち食い!?
ワカバヤシさんもセキグチさんも!?
確かにこれなら下から人が来てもすぐに避けられますが...
下に人が来ても、上がってくるまで10分以上かかるので別に立ち食いしなくても大丈夫なのですが「座るよりも楽かと思った」とのこと。
3人とも、山やハイキングなどしてるだけあって、山での食事に慣れてますね!
ランチでカロリーを摂取したら、今日の本番のスノーシューでの下りです。
深い雪をクッションにして、急斜面を降りると楽しいのです。
一番体力有りそうなセキグチさん。
真っ先に降りていきます。
真っ先に転びました!
深雪の中で転んだら、慌てず騒がず足を斜面の下に向けて...
スクっと立ち上がることが出来ます。体力が有り余ってるらしく凄いガッツですね。
転んでも雪のクッションのおかげで痛くは無いのですが、雪の中でもがくと疲れます。
体力を消耗したくないワカバヤシさんとオマタさんは堅実にゆっくり降りてきました。
何か雪の中から可愛いのが顔を出してます。
オアヤマボクチのドライフラワーが雪の帽子をかぶってました。
可愛いですね。
最後の雪原。
余った体力で走り出すセキグチさん。
これは転んだわけではなくて、天使の羽を作ってます。
今日、唯一のリピーターのオマタさんも天使の羽に挑戦。
マイスノーシュー(MSRの高級モデル)を持っているくらいの雪遊び好きなのですが、5年くらい前に遊びに来てくれた後は、お仕事が変わってしまって山やスノーシューに殆ど行くことが出来なかったそうです。
たまたま、私のフェイスブックアカウントを見つけて、久しぶりに遊んでみたい!と思って申し込んでくれました。
数年間あまり運動してなかったので体力が心配と言ってましたが、余裕で大丈夫でした。
今日は皆さん、まるで一つのグループみたいに和気あいあいでした。
2020年2月2日。