至仏山・ゴールデンウィーク突入。
2021/5/2。
GWの連休が始まってからの至仏山の初日。
リピーターさんと、ご新規さんのお客様お一人ずつでご参加いただきました。
スタート時は晴天です。
シャトルバス乗り場の駐車場でも、暑くてTシャツで居るような気温でした…
が、今日はこの後がっつり雪が降り、標高が低い所では雨になってもおかしくない。
尚且つ下山が万が一遅れるて夕方になると暴風雪になります。
というわけで、いくら登山前にお天気が良くても真冬の山の準備が必要です。
真冬用のグローブをハーネスにぶら下げている所をお客さんに見せて「後半はこういうグローブ付けますからね」と言って説明するのに苦労しました。
とりあえず山頂は見えてますが、この後に天気が悪くなるのをうかがわせる空模様。
標高の高い日光白根山は山頂が雲の中に入ってしまってます。
それでも、雲が動いたり高い位置になったりすると一見、良いお天気に見えます。
稜線に近づくと、小至仏をトラバースしている人達が良く見えます。
燧ケ岳の山頂は雲に隠れてしまいましたが、まだ尾瀬ヶ原は見えてます。
稜線まで上がると、だいぶ雲が増えてきました。
小至仏が見えていて良かったです。
谷川岳のビューポイント。
至仏よりも西に有る谷川岳の方が一足先にお天気が荒れてきそうですね。
今日の至仏山の下山目標を2時に設定して歩いてますが、谷川岳はもう少し早く下山した方が良さそうな感じです。
山頂に到着するころには雪が降り始めました。
「今日は後半にお天気悪くなりますし、晴れ待ちをしても晴れる望みは無いのですぐに下山します」と言って、軽くお昼を食べて下山開始。
雪はチラホラ降ってますが、今日は風が弱い予報なのでまだ安心できます。
雪で行動不能になる為には相当量振らないといけませんが、風はほんとにちょっと強めに吹くだけで人を行動不能などのアクシデントに陥れます。
稜線から降りて樹林帯に戻れた頃、雪が本降りになりました。
下山するタイミングで雨が降り始めました。
鳩待が見えてきた辺りで、ついつい自然解説(モモンガの食痕や地衣類の話など)を入れてしまったので、それが無ければもうちょい早く山小屋に入れましたね。
まあぽつぽつと雨に当たっただけなのでヨシとしましょう。
鳩待休憩所のとんこつラーメン。
2021年5月2日。
尾瀬至仏山/鳩待峠からピストン。