年末玉原スノーシュー。
2014年12月30日。
普段はもっと遅くなってから来る玉原コース。
今回は、リピーターのイワキさんサトウさんのリクエストで玉原へ。
なぜもっと遅くなってから来るかと言うと・・・・
スノーシューを履いた人と履いてない人の差。
雪が深い玉原では、シーズン初めの雪が柔らかい時期だと、場所によってはとんでもなく沈んでしまったりします。
他のコースだと皆わりと似通ったルートを踏んだりするので下地がしっかり固まるのですが、玉原はガイドツアーもあまり来ないし、かなり自由に歩けてしまうので雪が落ち着くまでは歩くのが大変なんですね。
それでも今年は大雪が降った後に暖かい日が来たので、雪が締まって硬くなってきたのでわりと歩きやすくはなってます。
しかし、そんな雪深く大変な場所である玉原のいいところは・・・
動物の足跡が多いことです。
上の写真、一番上の窪みはテンの足跡が降雪で埋まった物。
赤丸は何かと言うと、オコジョの足跡です。
スタートしてすぐにオコジョの足跡があって大興奮。
テンの足跡。
肉球がはっきり残ってます。
オコジョの足跡を遡っていくと、木の根もとの穴にたどり着く。
歩きながら穴を覗いて獲物を探探したりもするんですが、この足跡はここから始まってるし穴から出て来たような体を擦った跡があるので、この中で休んでたんでしょうか。
足跡から色々想像するのも楽しいです。
ブナの大木の前で。
白い雪の世界に、突如彩りが。
冬に熟すヤドリギの実が落ちてました。
今日はなんだか色々見れます。
雪の上を旅するセッケイカワゲラ。
スタート時は晴れていて暑いくらいだったんですが、急に吹雪に。
玉原上空は雲がかぶっただけで雪は降ってないんですが、西方向の谷川岳から横殴りで雪が飛んできました。
一転して寒そうな写真に。
山の天気は変わりやすいという格言そのものに、またすぐに晴れ間。
寒くなったり暑くなったり大変です。
雪の上を歩く蜘蛛。
彼らは雪上で生活しているのか、それとも強風で冬眠場所から飛ばされたのか気になるところです。
偶然飛ばされたにしては結構見るんですよね。
雪の上で生活する蜘蛛というとクモガタガガンボが有名ですが、あれは蜘蛛ではなく昆虫なので6本足。
雪の上を歩く本物の蜘蛛に関してはあまり情報が無くて調べられてません。
今までちゃんと写真を撮ってなかったんですが、今度からは写真に収めて調べてみようと思います。
今日はリピーターさんのお願いで特別に半日コースを玉原で開催しましたが、おかげで色々見れて私も楽しかったです。
いわきさん、さとうさん、ありがとうございました!