玉原コース。
2021/3/4。
昨日に引き続き、玉原のスノーシューです。

今日はご新規のお客様でしたが、ホームページで玉原のスノーシューコースを見て、この森の中を歩きたいということでお申込みいただきました。
今年はリピーターさん向けに玉原コースに何度も来ていて、ツアー日記の新着順に並ぶ機会が多かったせいか、玉原リクエストのご新規のお客様が何度かいらっしゃってます。

神奈川からお越しのご夫妻。
スノーシューは初めてだそうですが、森とか植物の解説をしていると、見識が深いようで一瞬で話が通じることが多かったです。

ちょっと古いですが、キツネの足跡。

ブナの老木にツリガネタケというキノコが沢山生えています。

トチの木の冬芽。
少し膨らみかけているのか、緑色の部分が目立つようになってきました。

一昨日夜の吹雪で木に張り付いた雪。
こんなに日が出てるけど、なかなか溶けません。

熊の爪痕。
大きめのクマさんですね。

ブナの木の冬芽が沢山落ちてました。
良く見ると、芽の中身を包んで守っている芽鱗(がりん)が剥かれています。
木の上で、何かが芽鱗を向きながら冬芽を食べた跡かなと思います。
食べ方を見る限り、樹上生活をしている小型の哺乳類かな。

テンの足跡。
中央だけ見ると、キツネの足跡と見間違える人が多いですが、足跡を辿ると途中で典型的なテンの足跡に変わります。

更にテンの足跡を辿ると、途中で消えて無くなって数メートル向こうに突如として現れました。
一度気に登って、木の枝から飛び降りた跡です。

トチの木の話をしたら喜んでいただいたので、ルート上で一番大きなトチノキの所に立ち寄りました。

ヤドリギが沢山付いてるブナ。

ウサギの足跡とフン。

ウサギの齧りあと。

ミズナラの木の上に熊棚(ツキノワグマの食事跡)。

熊棚から落ちてきた枝。
ドングリの帽子が残ってます。

熊の折った枝を持って記念写真。

湿原に到着。
湿原では、「マッサン」という朝の連ドラに絡めて話をすることが多いのですが、今日のお客さんは物凄く反応してくれたので嬉しかったです。

目の前にヤドリギ。

ゴールすぐ近くの道路の除雪跡。
除雪した道路と脇道の段差が凄いあります。
何故こんな写真を撮ったかというと…

この垂直の段差をテンが登り降りしてる足跡が無数にありました。
木には登れるテンですが、除雪した壁は爪を立てようとしても崩れてしまうから、一気に登らないと上にはたどり着けないので一気にジャンプしてるみたいです。
運動能力凄いですね!
2021年3月4日。
群馬県沼田市、玉原コース。