水上/スノーシュー

スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

玉原コース2023/3/31

スノーシュー収め。

 

3月最後の日。

2023年は雪が少なめの為、スノーシューの今日が最後かなという雰囲気。

玉原スノーシュー

根開けが始まった、ブナの森。

大きなブナの木の下で、枯れ葉が付いた枝が落ちてました。

 

クマの爪痕

その木の幹にはクマの爪痕。

 

熊棚

大木の遥か上には、熊棚(クマが食事ために折った枝を更に座布団にした跡)。

 

木の穴

住み心地の良さそうな穴が有りました。

入口が微妙に下向きで、屋根付き。雨が入らなさそう。

更に南向きの好物件。

穴の周囲が凄く滑らかになっているので、長年に渡って何かが出入りしてたのかな、という感じでした。

 

沢

沢を渡りたいのですが…もう全部、スノーブリッジが割れています。

比較的両側の雪が厚い場所で、またいで渡れました。

 

タムシバ花芽

タムシバ(ニオイコブシ)の花芽。

お客さんが、モクレンやコブシのことを知っていたので、観察も盛り上がりました。

 

カモシカの足跡。

カモシカの足跡発見。

 

更に、通り過ぎようとしたら「これは何ですか!?」とお客さんから質問が。

カモシカの踏み抜き跡

カモシカの足跡が、途中で大きめの穴に変わってます。

「雪の下に隠れている、木の周囲の空洞を踏み抜きそうになって、わたわたしたんでしょうね」とプロファイリングしてみました。

人間も、ここに来るまでに「雪の下の空洞、ツリーホールに気を付けて」と言うシチュエーションが何度も有りましたが、カモシカも例外では無いみたいです。

 

森林ウォーク

森林ウォーク。

 

玉原湿原

玉原湿原到着!

途中までは雪の上だけで歩けましたが、後半の拠水林にはもう雪が無い…!

木道歩き

スノーシューを脱いで木道歩き。

木道に上がったものの、思ったよりも雪が結構残って居て、木道が沢を渡っている筈の箇所では、どこが沢か分かりづらい状態。

今日一番緊張して確認しながら渡りました。

 

雪の森へ

木道を渡り終えて、スノーシュー復活。

 

ブナのコブ

ブナの木に出来た変なコブ。

昔、ツルにでも巻かれてたんでしょうか。

今日のお客さん、木のことをかなり知っていたので、こういうのを凄く喜んでいただけました。

 

玉原ダム

森を抜けて、道で出ました。

除雪されたのか、アスファルト出てました。

玉原ダムを眺めながら、雪の森に入れる場所まで移動。

 

トチノキの冬芽

トチノキノ冬芽。

ちょっと膨らんで来た?

 

橋

雪囲いが絶妙に邪魔な位置に有る橋。

かなりアスレチックに通過。

 

マルバのフユイチゴ

マルバのフユイチゴ。

 

ヤドリギ。

物凄い好条件の位置に着生できたヤドリギを発見。

 

キツツキの穴

膝下くらいの低い位置に、キツツキの突いた穴。

 

トチノキに着生したシダ

曲がりくねったトチノキに苔が厚く生え、更にその苔にシダ植物。

年輪を感じさせますね。

薄緑に太陽の光が透けて見え、とても綺麗でした。

 

ゴール!

ゴールです!

来年はぜひ、一ノ倉コースへ来てください!

 

2023年3月31日。玉原。快晴

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