谷川岳コース開催。
2018/4/2。
今年は春の訪れが早かった為、前倒しで谷川岳コースを開催してましたが、
4月になって本格開催です。
3月いっぱいはスノーシューツアーを里山でしてる筈だったのですが、雪が少なくて早々に出来なくなってしまったのです。
うちのツアーに参加いただくのは今日が初。
アサクラさんグループです。
谷川岳に来るのは二回目だけど、前回は雪上訓練だったそうです。
登り始めると、ヘリコプターの音。
山岳警備隊の救助用ヘリ、アカギでした。
谷の合間に入っていって斜面に沿って飛んだりなどしていたので、捜索じゃなければ訓練ですね、
繰り返し旋廻とかもしてるから訓練かな?新隊員の人が入ったって言ってたし、などと言いながら眺めてました。
スキー場丈夫から一旦降りて、登り返してから振り返る。
今年は雪上テント泊と、特に雪洞泊が非常に多くて、雪洞を掘った後がこの範囲に10個以上ありました。
先日、ここでテント張ってる人たちが居たな~と思いながら用心して通り過ぎたら、ブツが二個落ちてました。
せめてもっと端っこで・・・。
避難小屋(この時期のトイレ*大*ポイント)を通り過ぎて、傾斜がきつくなります。
この先のちょっと緩やかになったところにも、テントを張っていた後があったので、落し物に注意が必要です。
右手にクラックが入っているのですが、このクラックを避けて左に行き過ぎると、誰かが大きい方のおトイレを済ませたものを踏んでしまうという罠が。
これはさすがに人に踏まれすぎてあっと言うまに黒い粉末になって雪の中に消えてしまいましたが。
この時期、雪の上に落ちてる黒い点々の、可愛い方のもの。
テントウムシです。
残雪期になると、強風の日の谷風に煽られて麓の春を迎えた辺りから、こんなところまで飛ばされてきます。
この時期の高山の野鳥の良い餌になります。
肩の広場の下に広がる、大斜面。
ん?ダケカンバの疎林の中に有るあれは・・・。
一昨日、置きっぱなしになっていたスノーボード。
どういう経緯でそうなってるのか、気になりますね。。。
お天気は良いのに、春霞のせいで隣の山もうっすらとしか見えないのがちょっと残念。
後方から、顔が雪焼けで真っ黒人が。
谷川岳の警備隊の人たちでした。
さっきのヘリもそうでしたが、新規の退院さんが入ったので訓練だそうです。
ケルン到着・・・!トマノミミまであとちょっと。(150m)
北側は霞がそこまで濃くなかったので、お隣の山は見えてくれました。
警備隊の皆さん。
カッコいいですね!
そのままオキノミミへ向かいました。
オキから見るトマはホンとカッコいい。
平日だから人も少なくて独占状態で双耳峰制覇。
肩の小屋。
営業は始まってないので、撮影だけして戻り。
下山中、上を見上げると青空。
谷川岳の真上だけが晴天で、周囲が薄雲を被ってる状態でした。
この後も、何事もなく下山完了!
お二人ともありがとうございました!
次は至仏山でお会いしましょう!(お二人とも至仏を予約済み)
2018年4月2日。谷川岳天神尾根。