谷川岳。
2019/04/14。
今シーズン、雪の谷川岳ガイドの(恐らく)最終日。
リピーターのタキザワファミリーが来てくれました。
来週末からは尾瀬の至仏山コースに切り替わります。
今日の後の何日かは、至仏山ガイドの準備や、諸々の事務仕事などでお休みにする日も多いので、多分谷川岳コースは今冬最終日です。
昨日は行列が登山口から山頂まで続くのではと思われたくらいの混雑でしたが、今日はなんだか閑散としています。
お客さんからお土産でもいただきました。
『飲むおにぎり』
熊穴沢の避難小屋。
すっかり雪に埋もれました。
だいたい、一昔前の例年並みくらいの積雪でしょうか。
最近は、この時期には小屋の壁が見えているのに慣れ過ぎてました。
尾瀬至仏山。
こちら側も真っ白です。
谷川岳を向いている西斜面は風で雪が飛ばされるので、すぐに岩が露出して白くなくなるのですが今年は驚きの白さ。
地元の有志の人が立てている遭難防止の旗も、一冬を超えてボロボロになりました。
この旗のおかげで無事降りられたという登山者の話も良く聞きます。
一冬、お疲れ様でした!
天神ザンゲ岩で休憩^。
休憩後の急登です。
斜面を上がりきると、肩の広場に到着。
拍子抜けするほど、なだらかです。
途中にある、道標で撮影。
遠くの山は見えませんが、周囲の山は見渡せる程度には晴れています。
トマノミミ山頂道標で撮影。
昨日と違って人はまばらで、待ち時間なし。
オキノミミへ向かって先に進みます。
この途中の鞍部から見たトマが最高ですね。
人がほとんどいないオキノミミ。
トマノミミに並んでいる登山者も、少な目。
雪庇の上に、人の足跡が。
しかも、雪庇の端っこまで行ってます。
そんな馬鹿な!!!!????
下山開始。
夕方くらいから雨が降ってくるかもしれないお天気。
ゆっくりしつつも、3時下山を目指して行動です。
道標で撮影しなおし。
今度は、谷川岳トマノミミが見える方向から撮影。
来るときは、ここで食事をとってる人が居たので、この角度から撮れなかったんですね。
こういう場所は記念写真撮りたい人も居るので、私は敢えてこういう個所では休憩しないようにしてるのですが、
人の心のサガで、どうしても何か有る周りで座りたいんでしょうか。
でも例えば、荷物が斜面下に落ちないようにこのケルンを使うというのならともかく、特に関係なく周囲に座るのなら、ここじゃなくてもよい気がします。
小屋の前で撮影して、下山に入ります。
雲と青空が入り混じるお天気。
真っ青な空も良いですが、雲が出ている日も絵になると思います。
山頂近辺で雲が発生してる様子って格好いいですよね。
下山完了!
予定時間通りに戻ってこれました。
また夏山でお会いしましょう!
4月14日、谷川岳。