谷川岳天神尾根。
2021/4/10
コロナ禍でなかなか思うように開催出来ない中、リピーターさんが谷川岳を申し込んできてくれました。
数年ごしで参加してくれているMさんと、今年から参加のIさん。
スキー場の営業が終了した為、コースの中が登山ルートになってます。
やっぱり端っこの沢状のところよりも、こっちのほうが歩きやすいですね。
夜間に冷え込んだと思ったら、こんなに新雪が積もってました。
もちろん平均積雪ではなくて、吹き黙る箇所ですが。
風は冷たいのですが、日射が当たるので快適に登れてます。
薄い新雪の下は、冷え込んで硬くなってるので気を付けて進みます。
山頂にかかる雲がだんだんと薄くなってきました。
熊穴沢の頭の岩場。
雪の道が無くなっているので、プチ渋滞が起きてました。
進行方向にも、だんだんと青空が出てきました。
標高がそこまで上がってないのにエビの尻尾ができてます。
東の方向はよく張れています。
至仏山と平ヶ岳。
天狗の留まり場。
木々がサンゴみたいになってます。
後方には上州武尊や皇海山。
爼倉の方を見ると滝雲になってます。
稜線の高いところだけ雲が晴れたので、さっきまで見上げていた滝雲を上から眺めることが出来ました。
毎年の積雪具合を比較するのに役立つケルンの埋まり具合。
山頂、トマを踏んで…もう一つの山頂オキを目指します。
両耳の間のコルを越えてから登る箇所。
ここはエビの尻尾のが良く出来るので、寒気が入った後は良い写真スポットになります。
オキノミミで写真を撮ったり風景を眺めたり、ごはんを食べたりしながらガスが晴れるのを待ちます。
谷川連峰主脈稜線のガスが晴れて見えてきました。
こちらは、馬蹄形の稜線。
全部いっぺんにガスが晴れたりはせず、あっちが晴れたら慌てて写真を撮って、こっちが晴れたら慌ててこっちの写真を撮って…と忙しかったです。
カメラの電源を入れるのにもたついてると、またすぐガスがかかったりと、山の天気は変わりやすいという見本みたいでした。
オキノミミから下山途中、「ここがトマノミミをカッコよく撮影できる最後の場所なんですけど」と説明してる最中に、ドンピシャで晴れてくれました。
トマノミミまで戻ったら、もう一度撮影会。
主脈稜線が、仙ノ倉・万太郎まですっきり見えるようになりました。
ここでも暫くの間、撮影会をしてから下山しました。
お客さんが、みんなで撮った写真を送ってくれました。
ありがとうございます!
2021年4月10日。
谷川岳。