ヒデさんと二日目。
2018/2/2 吾妻耶山。
昨日に引き続き、ヒデさんと貸し切り状態で出発!
今日は、滅多に使わないコースの吾妻耶山(あづまやさん)です。
仏岩の登山口から出発!
登山口の山の名前が見えてません。
掘ってみました。吾妻耶山。
群馬県には百名山の四阿山が有りますが、別の山です。
最初は杉の植林の急登り、ここがきついです。
この山には、ところどころ風穴(ふうけつ)が有り、暖かい空気が噴出してきて雪が融けて岩が見えたりしてます。
杉林の急登、檜林のトラバースが終わり、やっと歩き易い尾根に到着。
ここで一安心して休憩。
気持ちの良い感じの稜線です。
良く見ると、霧氷のようなものがアチコチの枝に。
樹霜というものでしょうか?
形が特殊すぎて何に分類してよいか分かりませんでした。
でも、こういう美しい自然現象はそのまま受け入れれば良いかなと。
今日の大きな目的地、仏岩到着。
仏岩、でかい!
と思わず口に出そうになる大きさですよ。
時間があるので、あわよくば山頂を・・・と思いながら先へ。
新雪の下に堅い雪面が有り、こういう斜めのところでズルズルと滑りがち。
私のスノーシューは固い雪面にも食い込むことが出来る山岳用だったのですが、ヒデさんの持参したのがあまり山には向かないモデル。
無理に山頂を目指すコースではないので、山頂へ向かう斜面の下で引き返し。
往路は登山道通りで歩きましたが、復路は少し楽な方へ逸れて移動。
積雪がしっかりある斜面なのですが・・・
所々、丸い穴が空いてます。
手を突っ込むと微かに暖かい。
風穴と言えるような穴や岩は見つかりませんが、落ち葉の下にきっと岩の隙間があるのでしょう。
地下5mまで風穴が有れば温度は10度を超えるらしいです(条件や緯度、高度にも寄る)。
ここはもっと浅い層の空気かな?
ぽつんと雪の中に空洞の穴があり、落ち葉まで続いています。
大小様々な穴があちらこちらに。
霧氷の一種。
雪の毛虫みたいでちょっと可愛いですね。
風穴は無いけど、雪が付着しにくい岩。
暖かいというわけではありませんが、冷たくも無い程度。
木の幹に小さな爪あと。
どれぐらい小さいかと言うと、モモンガサイズ。
それにしても、ここまで爪あとが無数についてるのは凄いですね。
カエデの仲間かな。
種子が結構残っていたのですが、樹下に種子の羽の部分だけが無数に散らばってました。
モモンガさんが食べたんでしょうか。
この風穴は、積雪の中からぽっかりと岩が顔を出しているので、相当暖かいはず。
顔や手を近づけると「あったかい!」と声が上がるほどでした。
温泉のように高熱を持っているわけではないのですが、地下の熱は一年を通して一定なので、冬に来れば暖かく感じます。
夏に来ると冷たく感じます。
晩秋のころに来ると殆ど何も感じません。
自然現象って面白いですね!
ゴール!
吾妻耶山の東屋で記念写真。
駄洒落でも何でもありません、家(東屋)の屋根に似てるから「あづまやさん」なのです。
ヒデさん、二日に渡ってありがとうございました!
こういうリピーターさんに支えられてるハッピースノーシューだと痛感です!
また来年も来てください!
2018年2月2日。
吾妻耶山、仏岩コース。