突発、特別コースでした。
2018/3/4。
玉原特別コースシリーズ。
全然シリーズでもありませんが、あまりの好天気にお客さんと相談して決めました。
リピーターのミカさん、ヒデさん。
今回初参加のメグミさん。
スキー場のリフトを使って、まずは一番上へ。
スキー客ならそこから滑っておりますが、ゲレンデの上に広がっているブナの森へスノーシューを履いて登っていきます。
奥利根源流からの風雪で、風下側に大きく曲がったダケカンバ。
風下側に有る、ブナの木に上手く支えられて立っています。
標高1636mの低い山ですが、途中には森林限界と雪庇の稜線があります。
利根川源流からの風と雪が作り出した環境です。
リフトから歩いて10分、20分の間に、この雪山感満載!
沖武尊、獅子ヶ鼻、剣ヶ峰山が見えてきました。
鹿又山頂~。
武尊山をバックに撮影。
あまり右側に行っちゃうと、雪庇から落ちたりするので気をつけましょう。
北側の林の隙間から、平ヶ岳が見えました。
至仏も見えるけど、ちょっと分かりづらいですね。9割がた笠ヶ岳に被ってますし。
写真と休憩を済ませて、下山開始。
真剣白刃取りの木、と名づけましょう。
谷川岳と一ノ倉が綺麗に見えてます。
ブナに出来た熊棚。
ただスキー場に戻って終わるのでは、あっけないし、つまりません。
山頂を楽しんだ後は、ブナ平と湿原を目指します。
キツツキの突き跡。
物凄い、つっついてます。
下に溜まる木屑の量が凄い・・・!
キツツキの食事跡を見た後は、私達も雪のテーブルを作って、ランチタイム。
リピーターのミカさんが、お土産をくれました。
赤城のサービスエリア限定の、あまおう苺のお菓子。
それまでは比較的傾斜の強い斜面を降りてきましたが、いきなりまっ平に。
ブナ平の辺りですね。
この変は、まだブナ林になってませんが、奥に見えてるうっそうとした森がブナの森です。
まさに、ブナ平と呼ぶにふさわしいですね。
根本に洞穴が出来て貫通してる面白い木があったので、撮影してみました。
お客さんの楽しい写真を撮影しようと頑張ってる私。
ブナ平の分岐点を過ぎた辺りで、湿原の横へと入るルートで移動。
登山道通りに行くと、分岐点を左へ行けば湿原に入らずに戻ってしまうし、右に行けば玉原越えのほうに行くので、ちょっと帰り時間が遅くなってしまうし、歩行距離が伸びる。
今日の時間や体力に合わせて、自由に選択できるのがスノーシューハイキングの利点です。
玉原湿原到着。
雪の天使の羽を作っているヒデさん。
ブナの森を堪能した後に、今度は湿原で開放感を味わって満喫。
湿原入り口にある神社にお参り。
ブナ平の湧き水が流れるカエル地蔵様。
3月初旬なら、もっと深く雪に埋まってることが多いのに、殆ど露出してました。
後ろの一番左にあるのが、朝登っていた鹿又山。
雪の森の下りは夏より早く歩けることが多いのですが、まさにその通りの展開です。
ゴール!皆さん、お疲れ様でした。
このコース、リフト料金はかかるのですが、時間は5時間もかけずにこれだけのテンコ盛りのコース。
レギュラー化しても良いのかなと思ってしまいました。
2018年3月4日。
玉原、鹿又、ブナ平。