雪の赤城山(黒檜、駒ヶ岳)。
2019/01/21。
平日、リピーターさんのリクエストで特別コース赤城山へ行ってきました。
最初は武尊山の希望だったのですが、北部の山はちょっと登るのが無理な天候が予想されたので相談して赤城山へ。
冬山の耐寒訓練と、アイゼンの練習がしたいということで、ちょっと風が強くい日ですが、頑張ってもらいます。
赤城大沼の駐車場に到着。
今日は強風と低温予想で、谷川岳や武尊山はさらに雪。
赤城山の今日のコンディションは、雪が降らずに直射日光も当たるということでだいぶマシに登れます。
一番風が酷かったのが、この駐車場と道路でした。
黒檜登山口から登ります。
低温強風なので、完全装備です。
歩き出し、森は霧氷っぽい感じです。
積雪量は少なく、凍ってもいないのでアイゼンはまだ装着せずに壷足で。
猫岩の看板のところ。大沼のビューポイントです。
谷川岳や武尊など、北側は真っ白でそこから雪とガスが横風で飛んできます。
時折、この辺りも真っ白になったりまた晴れたりの繰り返し。
日本海側の天候と太平洋側の天候がせめぎあってますね。
霧氷の上に青空が出てくると、感動するほど綺麗ですね。
アイゼン装着後。
積雪が薄くて岩も出ているので、やっぱり岩が少し恐かったりしますが、こういうのは慣れるのが肝心です。
私もアイゼンワークを教わった山の先輩から「歩いた歩数や距離が長ければ長いほど上手になるんだ、要は慣れが肝心だ」と良く言われました。
富士山が見えますよ、という看板があるビューポイント。
これだけガスがあったら見えないですよね、なんて会話していたら・・・
「いや、見えてる見えてる!」確かに肉眼ではちゃんと見えましたが・・・
デジカメでは、やはり写ってませんでした。
ただただ美しいですね。
白いサンゴみたいです。
稜線に到着。
霧氷のアーケード。
山頂で記念写真。
山頂よりも見晴らしの良い北側ビューポイントへ移動。
この辺は、エビの尻尾になってました。
黒檜大神様にお参りをして、駒ヶ岳方面に下山。
北風が当たり難い南斜面でお昼を食べて出発。
鞍部に下りてから、振り返ると絶景です。
登山道上では、この鞍部が一番風が吹いてました。
駒ヶ岳山頂。
木の隙間から赤城大沼が見れるポイントが一箇所。
雪庇が張り出してる箇所も有ります。
この辺はそれほど危険な地形ではないですが、後方には下が岩場になっている雪庇の箇所もあるので、ルートを間違えないようにしたいですね。
下りは、結構真剣に降りたので、写真撮影いっさい無しでした。
おまけ。
これが何の写真かというと。。。
赤城大沼。
湖面の氷です。
沼の底から上がってくるガスなどの気泡が、湖面の氷に閉じ込められて出切るそうです。
聞いた話では、一気に凍らないと出来ないんだとか。
今年はお正月に一気に凍った上に、雪が少ないので湖面が隠れないから絶好の条件だったとか。
凍り方によって気泡の出来方が様々で、大きな気泡がキノコや雲みたいになってるのも有るらしいのですが、見つけられませんでした。
2019年1月21日。
赤城山・赤城大沼。