日光白根山・丸沼高原。
2019/02/25。
リピーターさんのリクエストで、日光白根山に行ってきました。
当日早朝に車で来て貰うか、電車の人は前泊してもらわないと時間が厳しいので中々開催できません。
日光白根は駅から遠いし、帰りのロープウェイの時間がシビアなのです。
その為、当日の駅迎えの日帰りプランはやっていないのですが、リピーターさんで歩くのも準備も早いことを考慮して当日始発便で来て頂いて催行です。
心配していたいお天気もまずまず。
歩き出してすぐにネズミの足跡。
前半はオオシラビソの針葉樹林帯です。
更に奥へ進むと。。。リスの足跡祭り。
いたるところに無数のリスの足跡があります。
オオシラビソは大型のマツボックリを大量に作ります。
餌が豊富だし、冬でも葉を落とさないので小動物には良い環境なんでしょうね。
例年なら、足元に空いている穴から覗き込むお地蔵様。
雪不足のせいで、思い切り顔を出しています。
オオシラビソのマツボックリの破片が沢山落ちてました。
他には赤い果実の食べかすなど。
どんな生き物が食べたのでしょう。
簡単なコースなのですが、途中で沢地形を横切る箇所が幾つも有ります。
雪山の沢地形というのは、典型的な雪崩地形です。
距離も短くて横切るのに要する時間が少ないためにリスクは低いですが、ロープウェイで行ける簡単なコースだから雪崩の心配をゼロにして良いわけではありません。
というわけで、ツアーではビーコン装着を義務づけています。
バックカントリーやバリエーションルートに比べれば可能性は遥かに低いですが、ゼロではありません。
ビーコンは、雪崩の可能性が非常に高い地形に突っ込む人だけが装着する物だと考えている人いますが、
可能性が少しでもあれば、雪山に行く者として装着するのがマナーです。
森林限界まであと少し、という標高まで来て、ブナの実の殻が落ちてました。
周りには見当たらないので、鳥や動物が運んできて食べたのでしょうか。
赤い実の食べかすが落ちてました。
関東最高峰の山で標高も高いですが、鳥や動物が沢山済んでる豊かさを感じますね。
樹林帯から森林限界に上がってきました。
夏なら、高山植物が咲くお庭です。
ここからは森林限界。
風が強い日などは、ここに上がる前に装備を整えないと酷い目にあいます。
雪が少ないので、ザレ場の登山道を歩くところも。
山頂まであと少しの稜線に上がりました。
山頂にて。
お隣、男体山と中禅寺湖。
北西側。
平ヶ岳に重なって、越後駒ヶ岳と中の岳。
ちょっとずれて八海山の頭が出てます。
西側には谷川岳。標高が低いのでちょっと目立ちません。
奥には苗場山、妙高・火打山。
白馬も見えてますね。
日光白根山から見る、草津白根山。
奥には北アルプス(写真だと殆ど分かりませんけど)。
浅間山。
富士山。
肉眼では結構はっきり見えたのに、写真だと写りが悪いです。
下山前に、五色沼のビューポイントへ移動。
下山開始!
下山中、 目の前に上州武尊山。
次回は、そっちを予約していただいてます!
帰り道、リスの足跡がいっぱい有った場所で、爪まではっきり残ってるリスの足跡。
時間に余裕も有るので、景色を眺めたり動物の足跡や何かを撮影したりしてました。
オオシラビソの森って、結構楽しいですね。
リスのちょっと風変わりな足跡。
このタイプを見たのは初めてなので、どういう歩き方をしたのかわかりません(汗。
オオシラビソのマツボックリの芯と食べかすが落ちてました。
最終リフトの1時間前に到着♪
降りてから 快晴になる 日光白根(五七五)。
時間の余裕を見ながら途中で写真を撮ったり、景色をゆっくり眺めたりしたせいもありますが、参加者1人でテキパキ行動したのに余裕が1時間。
複数の人が参加して、準備に時間かかったり歩くのが遅い人が居たりすると一時間くらいすぐに時間を消費してしまうので、当日朝の公共交通機関でのお迎えの開催は難しいですね。
勝手が分かっているリピーターさんなど、山慣れしている人限定です。
一般のグループの参加は、やはりどこかに前泊していただく形になります。
ご相談ください。
2019年2月25日。
日光白根山。